
究極のドライビングプレジャー NISSAN GT-R
どこまでも理想を追い求めて
NISSAN GT-Rは、世界に誇れるスポーツカーだ。ポルシェではいえば911、アストンマーティンでいえばDBシリーズのように、2プラス2のグランツーリスモ的なキャラクターを持ちながら、ドライブの楽しさを極めた希有な存在といえる。
毎年のように“進化"を続けるGT-Rの2020年モデルが2019年6月に発売された。注目すべきは、まずレスポンス向上に貢献するタ...
- 2019年07月12日

鹿児島の素材を生かした手作りジャム
城山ホテル鹿児島「ジャムセット」を2名様に
豊かな自然に囲まれ、鹿児島市中心部の高台に立つ「城山ホテル鹿児島」。目の前に桜島と鹿児島市街地を臨む絶好のロケーションに、眺望抜群の露天風呂、朝食のおいしいレストランランキング2013で全国第5位に選ばれるなど、鹿児島県屈指の名宿として知られている。
同ホテルのホテルメイドショップまたはオンラインショップで販売されているオリジナルジャムは、地...
- 2019年07月12日

常盤味噌 井上味噌醤油
かつての撫養港のほど近く、この地で140年以上、昔ながらの味噌づくりをしている、井上味噌醤油。創業以来、7代にわたって、伝統の味を守り続けている。手づくりした米糀(こめこうじ)、鳴門の塩、国産の上質な原料を用い、長年使い続けてきた道具で仕込む。いまだに量り売りをしている店には、近隣の常連客はもちろん、県外からもこの店の味噌を求めて訪れる。7代目の井上雅史さんは、〝道具〞が味噌づくりの要だと考...
- 2019年07月05日

撫養との出合い 鳴門鯛 本家松浦酒造場
1804(文化元)年創業の本家松浦酒造場は、ここ鳴門の撫養(むや)街道沿いで1600年ごろから米問屋を営み、豊富な米を生かすべく酒づくりを始めた。さらに先祖をたどると、そのルーツは佐賀の水軍、松浦党(まつらとう)にあるそうだ。佐賀から海を渡って四国の玄関口であった撫養(岡崎)港にたどり着き、根を下ろした。〝海賊の末裔(まつえい)〞
であると明かしてくれたのは、10代目蔵元の松浦素子さん。...
- 2019年07月05日

食語の心 第75 回
沖縄のホテルの食
生まれ育った京都以外で、どこが好きかと聞かれれば、真っ先に沖縄の名を挙げる。
ここ10年ほどは、毎年必ず沖縄の地を訪れていて、沖縄本島はもちろん、石垣島や宮古島といった離島に足を延ばすこともしばしばである。
何がお目当てかと言えば、一に空気、二に眺め、三に食、四に人、といったところだ。
日本のなかで、最もリゾートという言葉が似合うのは沖縄だと思っている。北海道...
- 2019年07月05日

珠玉のアンティークウォッチ
創業以来、半世紀近くにわたり、アンティークウォッチの名品を取り扱ってきたシェルマン。東京・銀座はみゆき通りのフラッグシップショップ、シェルマン銀座店を訪ねれば時の魅惑のモデルが多数待ち受けている。
オールドパテックの取り扱いで定評のある同店だが、今回は、パテック以外の逸品を紹介しながら、その世界に触れる。
「愛好家の方からアンティーク初心者までお選びいただける、幅広いラインアップで展開し...
- 2019年06月28日

補聴器を「再発明」する
もはや補聴器の域を超えている――。
3DセンサーとAI (人工知能)を搭載した世界初の補聴器「リビオAI」は、「きこえ」が良くなるだけではない。健康管理や転倒検出通知、音声翻訳など多彩な機能を備えたデバイスに進化。生活をあらゆる面からサポートするパーソナル・アシスタントの役割を担う。この「補聴器界の革命児」が創り出す「きこえの新時代」に誘おう。
耳が聞こえにくくなるのは、自然な加齢現象と...
- 2019年06月28日

紳士の気品をまとう ラグジュアリークーペ
大人のためのクルマがあるとしたら、大型のクーペをおいて他にはない。
それを実感させてくれるのが、BMWの新型8シリーズだ。
眺めてよし、乗ってよし、のすばらしい出来である。
家族や仲間で集い、優雅で贅沢な時間を過ごせる日本初の本物のカントリークラブ
にも、よく合う雰囲気を持った一台だ。
Photo TONY TANIUCHI Text Fumio Ogawa
BMWが新たに手がけ...
- 2019年06月13日

食語の心 第74 回
花山椒
日本を代表するスパイスと言ってもいいだろう山椒(さんしょう)。
かつては、東京をはじめとする関東辺りでは、鰻うなぎの蒲焼(かばやき)に振りかける粉山椒くらいしか使われなかっただろう。
関西、とりわけ京都では、昔から山椒を多用してきた。
粉山椒で言うなら、きつねうどんや親子丼などにも、必ずと言っていいほど振りかけるので、うどん屋のテーブルには、七味唐辛子とともに、粉山椒が...
- 2019年06月07日

時代を読む――原田武夫 第75回
「ウィキリークス」なき後の世界
もはや誰も語らなくなってしまったが、筆者個人はどうしても忘れられない出来事が最近一つあった。情報公開サイト「ウィキリークス」のリーダーとして知られているジュリアン・アサンジがロンドンにあるエクアドル大使館で英当局によって逮捕されたのである(4月11日)。
「 それがなぜ重要なのか」 そう思われるかもしれない。だが、この依然として全体像をつかむことが難しい...
- 2019年05月24日

BASEL WORLD2019
バーゼルワールド、日はまた昇るか。
3月21日から26日までの6日間の日程で、バーゼルワールド2019が開催された。
昨年来、この世界最大のウォッチ&ジュエリーショーが危機的な状況に陥り、
さまざまな対応が採られ始めているとの情報も聞こえてきていた。
そんな中で開催された注目のフェアの状況をお伝えする。
エキシビション主催者の苦悩の一方、新作からはウォッチの未来形も見えてきた。
...
- 2019年05月07日

食語の心 第73 回
肉ブーム
一日の仕事を終えて、さて今夜は何を食べようかと、思いを巡らすに、まず頭に浮かぶのは、肉か魚か、である。
近年の女性たちには、ここに野菜が加わり、肉か魚か野菜か、となるようだが、古希に近いオトコにとって、野菜はあくまで添え物であって、主役にはなり得ない。
もちろん肉も魚も、和洋中、あらゆる料理に仕立てあげられるのだが、イメージとして言えば、魚は和で、肉は洋である。魚はあっさ...
- 2019年05月07日

時代を読む――原田武夫 第74回
これから新しい「時の支配」をするのは誰なのか
今年5月1日、いよいよ新天皇陛下が即位される。「平成」は31年ほど続いて終わりを告げた。この「平成」という時代はその名とは大きく異なり、実に激動の31年間であった。
もっともそうであるからこそ、考えなくてはならないことがあるのだ。それは「平成」であれ、「新元号」であれ、そもそも我が国における元号とは一体どのような意味を持っているのかというこ...
- 2019年05月07日

株式相場底上げの鍵を握るのは半導体関連株
株式相場底上げの鍵を握るのは半導体関連株
執筆時における世界の株式市場で、何より目を見張るのは「米フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)」の尋常でないほどの強い基調である。
同指数は、半導体の製造・流通・販売を手掛ける米企業(インテル、AMD、クアルコムなど30銘柄)の株式で構成される単純平均株価指数で、昨年末に一時1066まで下落したところから切り返し、足元では1482まで上値を伸...
- 2019年05月01日

匠の技を凝らした 立体彫金が45周年を祝う
フランス語で“黄金の頂き(CRETE D'OR)"を意味するクレドール。1974年にセイコーの最上級ドレスウォッチブランドとして誕生し、匠の技と日本の美意識とが息づくモデルを世に送り出し続け、今年45周年を迎えた。これを記念し、立体彫金を施した特別な懐中時計が世界限定10本で製作される。表面には、和紙を思わせる繊細なパターンを施した文字板を配置。青焼きを施した針や、アラビア数字とのコントラス...
- 2019年04月23日

日本刀のモチーフを まとった最上位G-SHOCK
G-SHOCKの最上位シリーズ「MR-G」に、日本古来のモチーフをまとわせたスペシャルモデルを、例年バーゼルで発表しているカシオ。今年のテーマは日本刀。世界的に知られる刀匠「月山“GASSAN"」と共同し、日本刀を象徴するモチーフを取り入れた。ケースには「沸(にえ)」と呼ばれる刃の部分に現れる文様を再現。その上から、高貴な色とされる「深紫(こきむらさき)」をアークイオンプレーティングという技...
- 2019年04月23日

蘇るフレンチ・ブルー伝説
フランスのスポーツカーというとなじみが薄いかもしれないが、
同国はF1やラリーやルマン24時間レースなど、モータースポーツ大国であり、数々の名車を生み出してきた。その伝統は途切れていない。
いま、アルピーヌA110というすばらしいスポーツカーを送り出した。
スポーツカーには、大きく言うと、二つの楽しみがある。
一つは見せびらかす楽しみ。もう一つは、アルピーヌA110に代表される、わ...
- 2019年04月18日

時代を読む――原田武夫 第73回
日本デフォルトと北方領土
「ロシアは返すとしても歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の2島だけ。絶対に残りの2島は返してこない」
ロシアだけではなく、我が国においてもそうした論調が声高に語られるようになって久しい。「四島返還を主張し続けないと我が国の領土を虎視眈々(こしたんたん)と狙う他の近隣諸国との関係で示しがつかなくなる」と正論を吐いているのは、そもそも我が国外務省だけというのが実情だ...
- 2019年04月12日

SIHH2019 Part2
リシュモングループの新作ウォッチエキシビションSIHHが、
昨年より1日短い1月14日から17日の4日間で開催された。
例年通り、同時期にフランク ミュラー グループのWPHH、
LVMHグループ4ブランドのプレバーゼル、独立系メゾンの新作発表会も行われた。
ウォッチエキシビションの在り方が問われている今、
スイス時計業界は、何を考え、どう動こうとしているのか?
創造性とメッセー...
- 2019年04月05日

アッピア街道の夢 RomaからBrindisi
1960年、アッピア街道はローマオリンピックのフィナーレを飾る舞台となった。暮れ落ちた石畳の街道を走り抜ける、エチオピアのアベベの姿は、まさに古代ローマの英雄をたたえる、叙事詩そのものであった。ローマから南東に一直線に延びるアッピア街道が建設されたのは紀元前312年。後に375本もの幹線道路を擁するローマ街道の“最初の一本”である。 “街道の女王”という異名を持ち、現存するローマ街道の中で最...
- 2019年03月28日

バーニーズ カフェ バイ ミカフェートがオープン
バーニーズ ニューヨーク銀座本店3階で“プルミエ クリュ カフェ”を
コーヒーハンターとして知られるJosé. 川島良彰氏が代表を務める「ミカフェート」がプロデュースする「バーニーズ カフェ バイ ミカフェート 銀座」が、バーニーズ ニューヨーク銀座本店3階にオープン。同店プロデュースのバーニーズ カフェは、六本木店2階にある「バーニーズ カフェ バイ ミカフェート プルミエ 六本木」に続...
- 2019年03月28日

加藤智一氏が指南!グルーミング通信 Vol.129
春の乾燥トラブルから、肌を守る!
最新バリアコスメ5選
晩冬から春先にかけては、気温が急激に上がる一方、湿度は下がること、また、花粉などのアレルギー物質が増えることから、肌のかゆみや乾燥感が気になることがあります。
そのため、この時期は冬以上に、保湿や保護ケアに注力することが大切。普段のスキンケアにスペシャルケアを追加したり、日やけどめを最新作にバージョンアップすることで、外的ス...
- 2019年03月27日

心と時間にゆとりある毎日を
近年、一気に需要が高まり、今後の市場拡大も予想される家事代行サービス。最もリラックスできる場所である自分の家は常に整理整頓された清潔な空間に保ちたいもの。しかし多忙な毎日の中でその状態を保つのはなかなか難しい。そんなときに利用したいのが家事代行サービスだ。パソナが運営する「クラシニティ」は、フィリピン人スタッフによる高クオリティのハウスキーピングサービス。日本人ではなくフィリピン人スタッフに...
- 2019年03月26日

時代を読む――原田武夫 第72回
異常気象が指し示す私たち人類の「本当の未来」
この原稿は2月だというのに、恐ろしく暖かい日に書いている。街行く人々はマフラーもせず、コートも着ていない。先日までの厳冬といった様子が全く嘘のようである。
しかし、地球の裏側を見るとこうした様子は一変する。米国の一部地方では何と「マイナス50℃」にまで気温が達し、凍死する者が多数出たと報じられている。また、英国ではそこまでではないにせよ、激...
- 2019年03月22日

金融コラム 田嶋智太郎 経済アナリスト
見直される「資産株」に注目!!
以前に本欄で「2019年の株式相場における注目度の高いテーマ」として、一つに『5G(第5世代移動通信システム)』を挙げた。実際、ここにきて市場における同テーマへの注目度は高まり続けているわけだが、もちろん他にも大いに注目できるテーマは数多くある。それは一つに『資産株』であり、良くも悪くも足元では1980年代のバブル期に大いに注目された懐かしの「Qレシオ」とい...
- 2019年03月17日

世界に選ばれたリゾート
北海道のルスツリゾートに世界の注目が集まっている。空港から専用ヘリでのチャーター送迎に、ワールド・スキー・アワードの日本ベストを2年連続で受賞するパウダースノー。一年を通してさまざまなアクティビティーが楽しめる、自然豊かな総合リゾートだ。夏には温泉施設、来年にはエリア初の大型コンドミニアムがオープンするなど、旬の話題も目白押しだ。
「旅行業界のオスカー」とも評されるワールド・スキー・アワー...
- 2019年03月15日