
時代を読む――原田武夫 第99回
「平成バブル」から今、あらためて学ぶべきこと
いわゆる国際金融資本という存在をグローバルマーケットにおいて忘れることができない。平たい言葉で表現すると「金貸し中の金貸し」であり、かの中央銀行の株式を大量保有していたりする。「……家」と一般的に呼ばれているが、名前を聞くとたいていの方々ならば「どこかで聞いたことがある」と言われるような存在だ。
貧乏な金貸し、というのは語義矛盾のように...
- 2025年06月29日

紳士靴のダンディズム
墨田区・ヒロカワ製靴が手掛ける最高級紳士靴ブランド、
スコッチグレインから、イタリア・ゾンタ社のミュージアムカーフを
使用したニューモデルがデビューする。
その名は「モデナ」――紳士の装いを華やかに盛り上げる。
靴好きの紳士なら、「ミュージアムカーフ」の名を一度は耳にしたことがあるだろう。そう、イタリア屈指のクロム鞣なめし専門のタンナー(革鞣し業者)、ゾンタ社が産する最高級の革である...
- 2025年06月29日

時代を読む―― 原田武夫 第89回
2020年に「全てが変わり始めた」世界。その先は?
2004年の頃のことだ。当時はまだ一介のキャリア外交官であった私の元にアメリカにおける「本当のユダヤ人」であるセファラディと呼ばれるグループの女性リーダーの一人からこんなメッセージが届けられた。
「早ければ2018年、遅くとも2020年までに世界の秩序は完全に変わる」
その中心が恐らくは我が国になると彼・彼女らとしては考えているとい...
- 2025年06月29日

時代を読む――原田武夫 第97回
それでもPax Japonicaが実現する本当の理由
私には何人か年長のメンターがいる。そのうちの一人でかの台密のトップたちからもその能力が故に畏れられている人物がこう語ってくれたことがある。
「我が国は最終的に世界のトップに躍り出る。しかしその前に必ず崩壊寸前となる。今はすでにその時なのであって、あらゆる方面でとめどもなく崩れ始め、しかもそのスピードが加速していく。覚悟せよ」
...
- 2025年06月29日

日本働き方が大きく変わる“スマート鹿島” 建設業の明日を担うデジタル化への挑戦
建設業=体力勝負、残業が多い、休日が少ない等のイメージが強かった。ここ数年前から鹿島株式会社(代表取締役社長 押味至一)は、
このイメージを払拭するばかりか、職人の“ノウハウ”を大切にしながら、安全を第一に生産性向上を目指す「鹿島スマート生産ビジョン」を発表した。
「鹿島スマート生産ビジョン」とは
https://www.kajima.co.jp/news/press/201811/1...
- 2025年06月29日

伝統のゲームチェンジャー
エリザベス2世の即位50周年を祝う専用車の製作を請け負うなど、イギリス最高峰の高級車ブランドとして1世紀以上の歴史を誇るベントレー。灼熱の砂漠も極寒の雪山もものともしないSUVの世界においても、他に類を見ない孤高の存在としてその名を轟かせている。
いつの世も「ゲームチェンジャー」は予告もなく現れる。昨今、世界中でブームとなっているSUVシーンの場合でも、2015年にベントレー ベンテイガが...
- 2025年06月29日

驚きの薄さ1㎜のメタモルフォーゼ
世界初のアナログ式光発電腕時計を1976年に開発して以来、シチズンは光発電時計のパイオニアとして、独自の光発電駆動技術「エコ・ドライブ」を進化・熟成させてきた。その40周年の節目となる2016年、シチズンが発表した「エコ・ドライブ ワン」は、世界の時計関係者を驚愕させた。その新たな進化形となる「エコ・ドライブ ワン」がベールを脱ぐ。
2016年、シチズンから「エコ・ドライブ ワン」が発表さ...
- 2025年06月29日

RANGE ROVER VOGUEで阿蘇神がおわす肥後へ
Photo Tetsuya Toyoda
4×4の純血を保つ孤高のブランド
ランドローバー社は1948年、ランドローバー・シリー
ズ1を世に送り出して以来、オフロードへのこだわり
を頑なに守り、過去も現在も、4輪駆動車のみを生産
する世界唯一のブランドである。1970年にデビュー
した初代レンジローバーは、かつてない新しいコン
セプトで世界にセンセーションを巻き起こした。そ
れは、どこへ...
- 2025年06月29日

都会の喧騒を抜けて冬の葉山へ メルセデス・ベンツ
空気の澄んだ冬の葉山を、メルセデス・ベンツから2017年夏に発表された新型Sクラスで走る。そんな心地よいドライブを楽しめる試乗会が開催された。5組10名の会員たちは、この上ない安全性と快適さを体感した。快適な走行性はもちろんのこと、車外からの遠隔駐車など未来を先取りした新たな機能に驚かされた。
2017年夏に発表されたメルセデスのフラッグシップモデル、メルセデス・ベンツSクラス。精悍(せい...
- 2025年06月29日

ALPINE試乗会にご招待
かつて、ラリー世界選手権で優勝し、世界にその名を轟かせたアルピーヌが帰ってきた。
卓越した敏捷性とエレガンスをまとうこの2シーター スポーツクーペは、ワインディングロードでも心地良い走りを実現する、真のファン・トゥ・ドライブ(走る楽しさ)を追求した唯一無二のクルマだ。
アルピーヌの名は、世界の愛好家の胸を躍らせる、魔法のような魅力がある。1955年に創設されたフランスのスポーツカーメーカ...
- 2025年06月29日

ショーファーたちの美学
Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba
従来、ハイヤーを利用するには主に二つの方法があった。一つは運行管理契約に基づくもの。快適で便利、ストレスフリーの移動ができるが、かなりのコストを要する。保証金など高額な前金を求められ、基本料金に諸費用の上乗せがあって月100万円前後はかかる。もう一つの方法はスポットという、必要に応じて依頼するスタイルだ。こちらは合...
- 2025年06月29日

IKEUCHI ORGANIC 福岡店がオープン
贅沢で軽やかなガーゼとパイルで、一日中気持よい
IKEUCHI ORGANICは、福岡・中洲川端のリバレインに3店舗となる直営店をオープン。店舗デザインは東京、京都に続き、渋谷ヒカリエの複合アートスペース 8/(はち)などを手掛けるナガオカケンメイ氏が監修。店内には東京、京都と同じく洗濯乾燥機とシンクを設置し、洗濯後の風合いや吸水性、そして耐久性を確認することができる研究ラボのようになっ...
- 2025年06月29日

ジャガーF-PACE対錦織圭選手 Set 2 Speed
初のSUVが本格受注を開始
最も歴史が古く、権威あるウィンブルドン(全英オープン)。そのコートは、天然芝だ。ボールがバウンドしてもスピードが落ちにくいため、パワフルでサーブのスピードが速い選手が有利である。ジャガーのピュア・スポーツカーであるFタイプのDNAを受け継ぐ新型Fペイス。380PSスーパーチャージドV6エンジンを搭載し、最高時速は250kmに達する。錦織圭選手のサーブも時速200...
- 2025年06月29日

ナイルス会員限定 ベントレー神戸で試乗会開催!フライングスパーで夏の神戸を走る
どこまでも快適にスピーディーに走れるベントレーのフライングスパー。このグランドツアラーの走りを体験できる試乗会をナイルスナイル会員のためだけに、神戸で7月に開催する。夏の神戸をスポーティーでラグジュアリーな英国車で駆け抜けてみてはいかがだろう。
1919年に創業して以来、パワフルでラグジュアリーなクラフツマンシップあふれる英国車を生み出し続けているベントレー。創業して間もなくの、1924年...
- 2025年06月29日

究極のドライビングプレジャー NISSAN GT-R
どこまでも理想を追い求めて
スポーツカーは、乗る人の数はそう多くないのに、どうしてなくならないのだろうか。それは、技術のショーケースであると同時に、走る楽しさを第一義におく自動車メーカーの気概の表れだからだ。
NISSAN GT-Rは、世界に誇れるスポーツカーだ。ポルシェではいえば911、アストンマーティンでいえばDBシリーズのように、2プラス2のグランツーリスモ的なキャラクターを持ち...
- 2025年06月29日

ラグジュアリーSUVの最高峰
ベントレーが新型「ベンテイガ V8」発表
ベントレーモーターズは「コンチネンタル」「フライングスパー」「ベンテイガ」という三つのラインアップの設計からR&D、エンジニアリング、製造までを一貫して英国クルー本社で管理生産している。2019年にはベントレーの世界販売台数の45%を「ベンテイガ V8」が占め、最も人気の高いモデルとなった。ラグジュアリーSUVというセグメントを確立した先代モデルの...
- 2025年06月29日

パガーニの最新モデル登場
将来のパガーニモデルとなる究極のハイパーカー
イタリアのパガーニ・アウトモビリが、世界30台限定生産、260万ユーロ(約3億3800万円)の最新モデル「ウアイラR」を発表。純粋かつ情熱的で力強いパガーニの特徴を魅力的に表現しながら、最高水準の自動車工学および空気力学のノウハウに、かつてない美意識を融合させたレーストラック用ハイパーカーとなっている。
「2008年より私たちはウアイラの開発...
- 2025年06月29日

Space of Luxury
ドイツのアウディが自信を持って手がけるのが、最高級セダン、A8だ。
美しいスタイリングを始め、パワフルな走り、贅沢な室内、数々の安全装備と運転支援システム、さらに画期的な四輪操舵を採用するなど、マスターピースと呼ぶのにふさわしい仕上がりである。最高のクオリティーを持つこのA8で、忙しい日常を抜け出して、気分転換に横浜まで走った。
アウディは一貫して先進技術をうまく取り込んで、他にないクル...
- 2025年06月29日

ヤナセがメルセデス・ベンツ 新車累計販売100万台達成
ヤナセがメルセデス・ベンツ
新車累計販売100万台達成
創業以来100年超にわたり、日本の輸入車市場を担ってきたヤナセ。自動車の輸入が禁止・制限されていた第2次大戦直後から、メルセデス・ベンツをはじめアウディ、BMW、フォルクスワーゲンといった欧米の数々の名ブランドの輸入販売権を獲得、全国に販売ネットワークを展開し、日本中に“夢"と“感動"あふれる「クルマのある人生」を提案してきた。
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- 2025年06月29日