
フレデリック・カッセル
三越銀座店 限定販売のクリスマスケーキ
ピエール・エルメ氏に「フランスが誇る卓越した才能と技」と称賛される、フレデリック・カッセル氏。フランスで最も優秀なパティシエ、ショコラティエの一人であり、さらに「ルレ・デセール」の会長を長年務めた。「ルレ・デセール」とは世界最高レベルのパティシエ、ショコラティエで結成される国際的な協会で、そのメンバーには副会長のピエール・エルメをはじめ、ジャン=ポー...
- 2025年06月29日

シガリロとカクテルのマリアージュ
カクテルコンペティション
「ビバ! エッセンス オブ ハバナ 2019」が開催!
キューバが誇る葉巻ブランド、コイーバのシガリロ「コイーバ ショート」とのマリアージュをテーマにしたカクテルコンペティション「ビバ! エッセンス オブ ハバナ 2019」が月島のレストラン「スペインクラブ」で開催された。近年、愛好家が増えているキューバ産シガリロの多彩な楽しみ方をより多くの人に知ってもらうこと...
- 2025年06月29日

カカオを守るサステナブル・プログラム
近年、チョコレートの原料となるカカオの需要が急増している。
製菓・製パンの原材料を提供するピュラトスは、カカオの品質向上と安定供給のための独自のプログラムを展開している。
紀元前から人々に珍重されてきたカカオ。近年ではチョコレートの健康効果が研究されていることもあり、その需要が増加している。
一方、産地では、発酵・乾燥などの加工技術が未熟なためにカカオが買い叩かれている現実がある。そ...
- 2025年06月29日

食語の心 第79 回
食の数値化
いつのころからか、食のさまざまを数値化することが一般的になってきた。
たとえば果物の糖度を測ることで、それがあたかも品質を左右するかのような風潮。
糖度計というものが果物の価値を決める。なんともおろかな話であり、そこまで人は自分の味覚というものに自信が持てなくなったのかと、暗澹(あんたん)たる気持ちになる。
たしかに昔から、甘いは美味しい(おいしい)に通じるものであ...
- 2025年06月29日

店も料理も スケールアップ
新生する“桃の木中華”
御田町から紀尾井町へ――中華の名店「桃の木」が3月3日、東京ガーデンテラス紀尾井町3階に移転オープンする。この新しい桧舞台で、小林武志さんの料理人人生の第2幕が切って落とされようとしている。
なぜ移転に踏み切ったのか。なぜ紀尾井町だったのか。その辺りからお話し願おう。
「これまでいろんな所から移転のお誘いをいただいていたんですが、なかなか御田町を離れる気にな...
- 2025年06月29日

日本初のラグジュアリービール
一流レストランでしか味わえない特別なビールを自宅で楽しめる贅沢
日本初のラグジュアリービール「ROCOCO Tokyo WHITE」は“セレブレーション"がコンセプト。「特別な体験をビールでも提供したい」という思いのもと、一般流通での販売は行わず、ミシュラン星付きレストランを中心に展開してきたが、5月31日までの期間限定で、オンラインでの購入が可能となっている。
シェフ、ソムリエ、レス...
- 2025年06月29日

秋を味わう大人のデセール
ドゥバイヨルから栗を楽しむパルフェが登場
1983年にベルギーで創業したドゥバイヨル。高度な技術と精神を受け継ぐ職人たちが、徹底的に素材にこだわった精細な味わいの洗練されたパティスリーを提供している。
ドゥバイヨルのカフェ併設型ショップ「ドゥバイヨル 丸の内オアゾ店」では、栗をふんだんに使った秋のパルフェ「Parfait Châtaigne ~パルフェ シャテーニュ」を期間限定で提供中...
- 2025年06月29日

食語の心 第87 回
仕出し文化
春先にコロナが騒がれ始めてすでに半年。まさかここまで長引くとは思わなかった。多少の影響は残るにしても、飲食店の苦境が延々と続くと予想した人は、ほとんどいなかったのではないだろうか。
なればこそ、テイクアウトや宅配を手掛け、急場をしのごうとしたのに、完全終息はおろか、ある程度の収束さえ視界に入ってこない状態が続くものだから、飲食業を根本から見直さないと、立ち行かないようになっ...
- 2025年06月29日

バターが主役の限定スイーツ
エシレ バター専門店が横浜に初出店
フランス産A.O.P.(原産地名称保護)認定発酵バター、エシレを使ったお菓子専門店 「エシレ・パティスリー オ ブール」が横浜髙島屋にオープン。エシレ バターのフルラインアップをはじめ、人気の「サブレ サンド」や「エシレ フィユタージュ」、ギフトにも最適な缶入りの「プティブール・エシレ」、昨年冬に新登場した「ウィークエンド・エシレ」、店内で焼き上げる「フ...
- 2025年06月29日

和食に合うクラフトジン
壱岐島のフードロスに向き合うプロジェクト
手つかずの自然と美しい海に囲まれ、山と海の幸を堪能できる唯一無二の離島リゾート「壱岐リトリート 海里村上」。SDGsの活動にも積極的に取組み、壱岐の魅力を五感で感じる充実の施設として、ほかにはない体験価値を提供している。
同旅館では、コロナ禍による観光客激減により、壱岐島で大量に廃棄される食材を有効活用するためのクラウドファンディングを実施。1...
- 2025年06月29日

フルーティーな香りの本格芋焼酎
本坊酒造「青天桜島」を5名様に
1872年の創業以来、地元・鹿児島県に根ざして、地域の資源を活用し、歴史・文化・人・技術が響和した独自のクオリティーを追求してきた本坊酒造。鹿児島県内に4つの焼酎蔵と梅酒蔵、ウイスキー蒸溜所、山梨に2つのワイナリー、長野にウイスキー蒸溜所といった9つの拠点でそれぞれの土地の特性を生かした酒造りを行っている。
本坊酒造のなかでもトップの生産量を誇る薩摩半島...
- 2025年06月29日

食欲をそそる秋の香りとロースト料理
ザ・キャピトルホテル 東急
「秋の味覚とロースト料理フェア」
ザ・キャピトルホテル 東急では、9月1日(日)~10月31日(木)の期間、オールデイダイニング「ORIGAMI」のディナータイムにて、秋の香り漂うロースト料理を提供する「秋の味覚とロースト料理フェア」を開催する。
様々な食材が旬を迎える“食欲の秋"を堪能すべく、秋の食材を添えたビーフ・ポーク・ラム・チキン・魚介の5種類をロ...
- 2025年06月29日

まごころ込めたおいしさで90年
SSKセールス「感謝のバラエティーセット」を10名様に
SSKセールスでは、今年12月にSSKブランド発売90周年を迎えるのを記念し、抽選で体験型ギフトが当たる「SSK90周年ありがとうキャンペーン」を1月31日まで実施中だ。これにちなんで、SSKブランドの中から人気の高い5つの商品をセットにした「感謝のバラエティーセット」をプレゼント。今秋の新商品「うまい!さば塩糀煮」をはじめ、袋のまま...
- 2025年06月29日

食語の心 第83 回
器数寄
料理の内容に比べて、器遣いに対する世間一般の関心があまりにも低すぎるのではないか、と常々憂いている。
たとえば食の口コミサイトでのレビュアーの書き込みを読めば、それは一目瞭然だ。
その店の料理人の姓名はもちろんのこと、経歴から得意分野まで詳述し、使用している食材の出自にも言及し、なおかつ調理法にいたるまで、微に入り細をうがつ記述が少なくない。
ではあっても、どんな器をど...
- 2025年06月29日

ミニ モエ専用自販機が登場
生まれ変わった宮下公園でシャンパンを気軽に楽しむ
自動販売機でシャンパンが買える⁉ ニューヨークやロンドンに突如としてその姿を現し、SNSなどで話題をさらったシャンパンの自動販売機が、ついに日本にも上陸。成功とエレガンスの象徴として世界中で愛され続けるモエ・エ・シャンドンのミニボトル「ミニ モエ」専用の自動販売機「MOËT MINI-MATIC」が、話題の新スポットである渋谷・MIYASH...
- 2025年06月29日

アルザス産白ワインとのマリアージュを堪能
シェフズ・シアター冬のランチプログラムお食事券を1組2名様にプレゼント
『ミシュランガイド東京2021』にて「4パビリオン」として掲載されたラグジュアリーホテル・メズム東京、オートグラフ コレクション。メインダイニング「シェフズ・シアター」では、伝統的なフランス料理をスタイリッシュにアレンジし、ビストロのようにリラックスした雰囲気の中で味わえる「ビストロノミー」スタイルで提供。東京だからこ...
- 2025年06月29日

世界で活躍する 日本人シェフコラボ
世界が認めた、パリと大阪の2つ星シェフが3日間限定のフェアを開催
ホテルニューオータニ(東京)が、パリで日本人初の2つ星を獲得した佐藤伸一氏と、 大阪の2つ星レストラン「La Cime(ラ・シーム)」の高田裕介氏を招聘した、世界で活躍する日本人シェフのフェア「ザ・ガストロノミー」を2月26日(金)~28日(日)の3日間限定で開催する。コロナ禍で思うように旅行に行けない今だからこそ、東京にい...
- 2025年06月29日

作家 柏井壽「食語の心」第92回
海鮮ブーム
長い人類の歴史のなかで、幾度となく疫病は蔓延し、その度に手ひどい被害を残していった。感染学専門の学者によると、地球が滅亡しない限り、ウイルスが絶滅することはなく、疫病の流行は、今後も度々起こるだろうということだった。どんなに科学や医学が発展したとしても、ウイルスとは共存していくしかないのだとも。ならばその被害と見合うだけの教訓を得なければ、犠牲となった人たちに申し訳が立たない。...
- 2025年06月29日

春は、ルガーナワイン
春の訪れを祝うのにちょうどいい、フレッシュで陽気な、洗練された白ワインがある。古代からバカンスの地として人気があり、オペラ歌手のマリア・カラスも別荘を持ったというイタリア最大の湖、ガルダ湖畔で生まれたワイン「ルガーナ」だ。
北イタリアのミラノ近郊には大小の湖が点在する湖水地方があり、イタリア国内やヨーロッパの人たちがバカンスを楽しむ場所として親しまれている。高級別荘地として有名なコモ湖もそ...
- 2025年06月29日

世界のガストロノミー界の変貌
The World’s 50 Best Restaurants、約2年ぶりの開催
文字通り、世界No.1のレストランを決めるアワード、The World’s 50 Best Restaurants (以下ベスト50)が、去る、10月5日に、ベルギーの古都アントワープで行われた。ジャーナリスト、フーディーズ、レストラン関係者など、世界で1000人以上の食のプロで構成された評議員の投票によって...
- 2025年06月29日

食語の心 第101回
コロナ後の食
先々のことは分からないが、いったん落ち着きを見せているコロナ禍。これを書いている令和3年の晩秋は、リベンジ消費という言葉が飛び交うほど、街は活気に満ちている。紅葉シーズンということもあって、京都を始めとして、有名観光地は以前にも増してにぎわいを見せ、人気飲食店はどこも、大行列となっている。 観光地に限ったことではなく、都会はもちろん、地方都市でも飲食店の活況は想像をはるかに超...
- 2025年06月29日

徳島の魅力をふんだんに
阿波藍の富で発展した花街、富街
「蜂須賀25万石、藍60万石」と謳われた徳島の花街富田町は、かつて「富街(ふうがい)」と呼ばれていた。明治時代、富田町に検番が設けられ、昭和初期の最盛期には芸妓は200人を超えた。数多くの料亭が立ち並んだ路地を、お座敷へと急ぐ芸妓や人力車が行き交い、それは華やかだったという。「富街」は阿波藍の商談の場として、県の財界、官界などの会合の場として繁栄し、三味線の...
- 2025年06月29日

阿波おどり界のレジェンド
娯茶平伝統の踊りの要は、リズム
阿波の殿様 蜂須賀さまが
今に残せし 阿波踊り
阿波はよいとこ 蜂須賀様の
お威勢踊に 夜が明ける
瓢箪ばかりが 浮きものか
私の心も 浮いてきた
浮いて踊るは 阿波おどり.
阿波おどりの中でも、常に観衆の熱い視線の先にいるのが、娯 茶平である。演舞場に娯茶平が現れると、その空気が一変する。 先頭で入ってくるのは、三味線や笛、大太...
- 2025年06月29日

徳島は撫養から始まる
さまざまな人が立ち寄り、歴史の結節点を作ってきた
四国八十八カ所第1番札所の霊山寺もここ撫養にある。若き空海の修行もまた、撫養港が起点だったのではないだろうか。今なおこの地に濃厚に沈潜する“空海香"。阿波の国は以来、どんな歴史の波に洗われてきたのか。時が刻んだその足跡をたどる。
おなじ寺でも、札所の寺は、ちょっとちがう。奈良や京都の古寺なら、なるべく境内に小さな建造物をたてることをひか...
- 2025年06月29日

日本一の畳屋が考えるこれからの畳
い草を育てる農家の思い、一つひとつ丁寧に手縫いする職人のこだわり。古き良き伝統文化を高らかに謳うのではなく、しなやかに現代のライフスタイルにマッチさせるのはTTNコーポレーションの疊福。その揺るぎない姿勢は、本物を求める人々から厚い信頼を得ている。
高級畳といえばその名がすぐに挙がるほど、業界を牽引(けんいん)する存在である。1934年創業のTTNコーポレーションが提案する疊福。古き良き伝...
- 2025年06月29日

函館の異国情緒に誘われて
中央埠頭に立ち、函館山を見上げる。函館はやはり“坂の町"だ。海岸線へと続く10本以上の坂道が見える。その中で、最も長い弥生坂がくっきり浮かび上がる。その右手のこんもりした山のような島に架かる新島橋の辺りから、同志社の校祖である新島襄(にいじまじょう)がアメリカへ密航したという。 外洋に乗り出す若者もいれば、海外から渡ってくる宣教師や商人もいる。そして町も人も、流入する異国文化の刺激を受けた。...
- 2025年06月29日

古の港町、博多 江戸時代の城下町、福岡。
九州最大の都市でありながら、福岡は緑豊かな山並みを背景に変化に富んだ海岸線に恵まれ、どこかリゾートの雰囲気が漂う。国際空港でもある福岡空港からは、10分かからずに中心部に着く。日本で最も街に近い空港だそうだ。
福岡の中心にあるのが博多駅。アジアとの貿易で栄えた港町の博多、福岡藩の城下町としての福岡、という二つの名がこの地には奇妙にも共存している。九州新幹線の起点として、九州の玄関口である...
- 2025年06月29日

なにわの大阪湾で遊ぶ
大阪の繁華街の賑わいは、東京のそれと比べるとずっと騒々しく人間臭い。距離感のとりにくい大阪弁が飛び交うのも一因だろう。新宿歌舞伎町に比べてネオンサインが派手なわけではないのだが、色合いや形が乱雑なためか一際明るく感じる。そんなワイルドさが、欧米人にファンキー・タウンとも呼ばれる魅力でもあるのだろう。
東京よりはずっと規模が小さいのに、大阪の繁華街で遊ぶにはかなりの気力と体力を要する。資金...
- 2025年06月29日