
時代を読む――原田武夫 第88回
コロナ禍とテレワークの功罪
新型コロナウイルスによるパンデミックで引き続き私たちの心がむしばまれている。このコラムでも書いてきたとおり、私自身は「コロナ禍」なるものが多分に人為的なイべントであり、同時に結局のところ免疫力の問題でしかないと最初から考えていたため、おかげ様で心身共に健常さを保てている。ところが身の回りを見回すとどうやらそうではない御仁が大勢いたようだ。
誠に遺憾ながら、私...
- 2025年06月27日

時代を読む―― 原田武夫 第90回
世界が根底から変わる時に起きること
読者の皆様もそろそろ気づき始めていると思うが現下の状況から未来へと抜ける時に起きることは「これまで起きてきたことの繰り返し」ではないのである。そうではなくて「これまでの全てが根底から変わる」ことになる。まずはこのことについて踏まえておかなければならない。
このことを私はかねてより「グノーシス主義的転回」と呼んでいる。グノーシス主義とは古代キリスト教以...
- 2025年06月27日

涅槃寂静―安穏に眠る
死して後、誰と、どこで、どんなカタチで眠るのか―。命の営みの最終章
にふさわしい舞台を追い求める時、一つの選択肢が浮上する。木々や花々
のぬくもりに包まれて眠る「樹木葬」である。都営大江戸線・牛込柳町駅西口を出て、すぐ左手に広がる樹木葬墓地「瑞光寺 牛込庭苑」を紹介しよう。
地上に出て10歩と歩かないうちに、瑞光寺入口の門に行き当たる。樹齢420年の松の木が「ようこそ」とばかりに迎えて...
- 2025年06月27日

時代を読む―― 原田武夫 第95回
アナログとデジタル、そしてその向こう側
今年4月から人生三つ目の大学院に入学した。それまで人文学系の修士号を二つ、無事に取得してきたわけであるが、それに飽き足らず今年からは全く違うことをやり始めた。人工知能(AI)科学の研究だ。
そもそも「デジタルの限界」について喧伝してきた私なのでこうした話を聞いて「???」と思われる読者も大勢いることだろう。私自身も「AI研究」を日課にすること...
- 2025年06月27日

上質な音で満たされる室内
音を極めた極上のスピーカーをご紹介
変わりやすい天気のこの季節、室内でゆっくりとした時間を過ごす人も多いのでは。そこで、室内での過ごし方が今まで以上にぜいたくな時間になるよう、これまでナイルスで紹介してきたハイエンドなスピーカーモデルをご紹介。雨の日は上質な音に包まれた、あなただけの特別な時間を過ごしてみてはいかがだろう。
1、最先端の技術と類いまれなデザインを誇る バング&オルフセ...
- 2025年06月27日

スクリーンでかなえる快適な暮らし
年々厳しくなりつつある夏の猛烈な暑さや冬の凍える寒さ。セイキ販売のハニカム・サーモスクリーンは、年間を通じて心地よい住空間を与えてくれる。スクリーン一つで私たちの暮らしはいっそう快適になる。
1999年の発売以来、口コミで人気を広げ、窓用スクリーンのパイオニアとして支持されているセイキ販売のハニカム・サーモスクリーン。高いデザイン性を持ちながら優れた断熱・省エネ効果を実現し、住宅だけでなく...
- 2025年06月27日

完璧の向こう側を目指す
受け継がれる妥協なきもの作りのスタンス
人生に豊かさをもたらす品々には、ある共通の特質を見いだすことができる。創り手が最高を目指し、技術と情熱を惜しみなく注ぎ込んでいること。美術・工芸品、車、タイムピース、ワイン、料理……、投資に値する価値がそこに息づいている。
オーディオも、そんな一つに数えられるものだ。コンサートホールやライブ会場で体感する以上に臨場感あふれる音を、自宅に居ながらに...
- 2025年06月27日

頂点に立ち続けた150年
世界的建築家が手掛ける
ヘネシー X.O限定ボトル
1765年、ルイ15世の軍隊に所属していたアイルランド人将校、リチャード・ヘネシーによって設立されて以来、世界で最も愛されるコニャックとして知られてきたヘネシー。英国やロシア王室からも定期的に注文を受けるなど、長きにわたり世界最高峰のコニャックとしての歴史を歩んできた稀有な存在である。そのなかでも、創業者リチャード・ヘネシーのひ孫に当...
- 2025年06月27日

自由に楽しむフラワーアート
日比谷花壇のトップデザイナーが仕上げる、オーダーによる世界に一つだけの フラワーフレームアートを 1名様に
プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーを用いて、トップデザイナーたちが額縁の中に自然の美しさを表現した日比谷花壇のフラワーフレームアート。既存の商品はもちろん、希望やコンセプトに合わせてテサイナーが選び抜いた季節の花と緑で、世界に一つたけのフレームアートを作り上げるオリジナ...
- 2025年06月27日

イタリアの匠の マスターピース
ジュリアーノ・マッツォーリの
「モキーナ」を2名様にプレゼント
日常生活に登場する様々な道具をアレンジし、本体の目的ではない腕時計や筆記具に落とし込むセンスが唯一無二のプロダクトデザイナー、ジュリアーノ・マッツォーリ。イタリアのフィレンツェに拠点を置く彼のマスターピースと言っても過言ではないのがボールペン「モキーナ」だ。
イタリアを代表するデザインのひとつであるアルフォンソ・ビアレッ...
- 2025年06月27日

時代を読む――原田武夫 第97回
「八月革命」の罠
「これから世界中がやかましくなるけれども、とりわけ我が国はとめどもなく崩れていくことになる。誰にも止められないほどになるからよく見ておくがいい」
北海道に隠遁している我がメンターの言葉だ。早いもので10年以上も前にこのことを聞いた。「なぜそうなるのか」についても聞いたのだが、ここでは詳しくは語るまい。しかし一つだけ言えるのは今起きていることが決して偶然ではなく、分...
- 2025年06月27日

時代を読む――原田武夫 第98回
そして始まる「グローバル共同ガバナンス」の時代
本稿を執筆しているちょうどそのタイミングでアフガニスタン情勢が一気に緊迫化している。そうした中で他の西側諸国に比べ、完全に出遅れた我が国より派遣された航空自衛隊所属輸送機は事実上、ほとんど全く避難民を国外脱出させることなく任務を終了させた。かつて外交官であった時代、私はバルカン半島に位置する国家「アルバニア」による事実上の崩壊に際し、ドイツで...
- 2025年06月27日

二つの学び舎 海陽学園 海陽中等教育学校
海陽中等教育学校には、二つの学び舎がある。授業を通して学力を養成する「校舎」と、生徒たちが共同生活を営む中で人間力を磨く寮―「ハウス」である。中高一貫・全寮制による6年間の教育を通して、この二つの学び舎で「学力+人間力」が養成される。
小波立つ三河湾沿いの広大な敷地には、最上階に天文台を備えた中央棟、教室棟、食堂棟、体育館など近代的な建物が並ぶ。グラウンドはアメフト・サッカー・野球が同時に...
- 2025年06月27日

洗練の 温度調整電気ケトル
適温でコーヒーやお茶がワンランク上のおいしさに
代表商品「カフェケトル」がグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞するなど、電気ケトルに定評のあるイギリスの調理家電ブランド・ラッセルホブス。和風にも洋風にも合うデザイン性の高さと、カフェケトルにはない機能が特徴の「Tケトル」を開発、今秋満を持して発売する。
土瓶を思わせるフォルムに白と黒の塗装を施したジャパニーズ・トラディショナル・...
- 2025年06月27日

時代を読む―― 原田武夫 第89回
2020年に「全てが変わり始めた」世界。その先は?
2004年の頃のことだ。当時はまだ一介のキャリア外交官であった私の元にアメリカにおける「本当のユダヤ人」であるセファラディと呼ばれるグループの女性リーダーの一人からこんなメッセージが届けられた。
「早ければ2018年、遅くとも2020年までに世界の秩序は完全に変わる」
その中心が恐らくは我が国になると彼・彼女らとしては考えているとい...
- 2025年06月27日

時代を読む―― 原田武夫 第91回
あなたに「2021年の展開」は見えているか?
今年(2020年)は我が国だけではなくグローバル社会全体にとって正真正銘の「転換期」が訪れた年であった。「早ければ2018年、遅くとも2020年までに世界秩序は転換することになっている」と米国のユダヤ・セファラディ系エリートの一族から耳にして早いもので16年余りの月日が経った。しかしあの時はそうした「警告」を聞いても馬耳東風であり、本当にそれが...
- 2025年06月27日

越境EC進出の強い味方
中国越境EC進出を目指す日本企業に向けてオンライン企業見学会ツアーを開催
日本初となるソーシャルeコマースサービスをローンチするS2b2Cプラットフォーマーであるラブストックジャパン。「S2b2C」モデルは、現在、アジア、特に中国で急成長を遂げているEコマースの最終形といわれるビジネスモデルだ。「S2b2C」のSはメーカーやサプライヤー、bはビジネス、Cはコンシューマーやカスタマーなど一般...
- 2025年06月27日

時代を読む――原田武夫 第97回
それでもPax Japonicaが実現する本当の理由
私には何人か年長のメンターがいる。そのうちの一人でかの台密のトップたちからもその能力が故に畏れられている人物がこう語ってくれたことがある。
「我が国は最終的に世界のトップに躍り出る。しかしその前に必ず崩壊寸前となる。今はすでにその時なのであって、あらゆる方面でとめどもなく崩れ始め、しかもそのスピードが加速していく。覚悟せよ」
...
- 2025年06月27日

日本働き方が大きく変わる“スマート鹿島” 建設業の明日を担うデジタル化への挑戦
建設業=体力勝負、残業が多い、休日が少ない等のイメージが強かった。ここ数年前から鹿島株式会社(代表取締役社長 押味至一)は、
このイメージを払拭するばかりか、職人の“ノウハウ”を大切にしながら、安全を第一に生産性向上を目指す「鹿島スマート生産ビジョン」を発表した。
「鹿島スマート生産ビジョン」とは
https://www.kajima.co.jp/news/press/201811/1...
- 2025年06月27日

今年の夏は心が動く 2
Gift & Gift
COSMETICS
la prairie ラ・プレリー
世界のセレブリティーに愛されるラ・プレリーから、進化したキャビアサイエンスから生まれた新たな美容液が8月21日に発売。独自の技術により天然キャビアから抽出した貴重な成分をもとに開発した、二つのキャビア由来成分を同時に配合。肌をすっきりと引き締めながら、ふっくらとしたハリをもたらし、若々しい印象の肌に導いてく...
- 2025年06月27日

時代を読む――原田武夫 第79回
怒濤の時代における「信頼力」とは何か?
私には「心の中のメンター」が数人いるが、その一人が「電力の鬼」として知られた松永安左エ門(まつながやすざえもん)である。その松永安左エ門の顰(ひそみ)に倣うわけではないが、今、エネルギー系ベンチャー企業の立ち上げ、そして円滑な事業執行を可能にするための資金を取り付けるべく奔走している。
そうした形で東奔西走する中で、つくづく思うことが一つある。
...
- 2025年06月27日

時代を読む――原田武夫 第84回
自己肯定力を失った我が国若者と未来
国内外を飛び回っている中でとりわけ我が国の経営者の皆様とお話をさせていただく際、ここに来て頻繁に耳にすることがある。それは「今の若い連中はなぜ何でもかんでも上司のせい、社長のせいにするのか」といったクレームだ。恐らく読者の皆さんも覚えがあるのではないかと思う。無論、世代間のいさかいが世の常であることも事実なのである。
年少者は常にチャレンジャー(挑戦者...
- 2025年06月27日

時代を読む――原田武夫 第87回
そして「過ぎ越しの祭」は続く
この原稿を書いている最中に「ウィズ(With)コロナ」あるいは「ポスト(Post)コロナ」といった言葉がインターネット上では聞こえ始めている。無論、マスメディアや公的機関はそんなことをおくびにも出さない。とにかく「外出を自粛して」「ステイホーム(Stay home)」という呼びかけだけを連呼する。
「一体どうなってしまうのか」
そう真剣に思われている読者...
- 2025年06月27日

アストンマーティン「DB11」試乗会イベントを開催
アストンマーティン「DB11」試乗会イベントに、ナイルスナイル会員16組32名様をご招待いたします。今年オープンした「ホテルアラマンダ青山」でのランチを楽しみつつ、神宮外苑周辺エリアでの試乗を体感ください。
◆試乗会イベント概要◆
開催時期:11月23日(水・祝)
希望時間からお選びいただきご試乗いただきます。
①受付10:30 試乗11:00~11:30⇒ランチ12:...
- 2025年06月27日

鳥取の空と大地とレクサスと
豊かな風土に恵まれ、古くから多彩な食材を産してきた鳥取。
山陰を代表する“食のみやこ”である。
東西に広い鳥取を、レクサスのフラッグシップセダンLSを足に“美味往還”した。
赤碕地区は、狭い路地があったり、家が密集していたりと、漁師町の風情が色濃い。その中に漆喰に海鼠壁を持つ旧家が点在し、北前船の寄港地として栄えた往時の繁栄ぶりを今に伝えている
鳥取県のほぼ中央、米子市と倉吉市の間に...
- 2025年06月27日

アルピナ史上最強の新モデル
五感に訴えるファーストクラス・アドベンチャーの世界へ
すべての旅路をファーストクラスでの冒険へとシフトする――2021年3月25日、ドイツ・アルピナ社史上最もパワフルなモデルとして「BMW ALPINA XB7」が新たに発表された。
「BMW X7」をベースに開発された最上級のSUVは、ターボチャージャーやクーリングシステムに同社独自のカスタマイズを施した4.4リッターV8ツインターボ...
- 2025年06月27日

伝統のゲームチェンジャー
エリザベス2世の即位50周年を祝う専用車の製作を請け負うなど、イギリス最高峰の高級車ブランドとして1世紀以上の歴史を誇るベントレー。灼熱の砂漠も極寒の雪山もものともしないSUVの世界においても、他に類を見ない孤高の存在としてその名を轟かせている。
いつの世も「ゲームチェンジャー」は予告もなく現れる。昨今、世界中でブームとなっているSUVシーンの場合でも、2015年にベントレー ベンテイガが...
- 2025年06月27日