絵で感じる夏ならではの納涼体験

特集展示「もののけの夏―江戸文化の中の幽霊・妖怪―」の鑑賞券を5組10名様に 幽霊や妖怪などの絵巻や錦絵をはじめとする国内有数の怪談・妖怪コレクションを所蔵している国立歴史民俗博物館にて、7月30日から「もののけの夏―江戸文化の中の幽霊・妖怪―」が開催される。  江戸時代には、妖怪や幽霊などの怪異譚や図像の収集が流行し、それらを可視化した絵本や錦絵なども大量に生産された。怖さと楽しさをエ...
- 2025年08月19日

世界屈指の美の殿堂

映画『プラド美術館 驚異のコレクション』が待望の公開 スペイン・マドリードにあるプラド美術館が、昨年開館200周年を迎えた。15世紀から19世紀にかけて歴代のスペイン王室が収集した美術品は約8700点。この膨大なコレクションを所有する美の宝庫には、毎年約300万人もの美術愛好家が訪れるという。今回公開された『プラド美術館 驚異のコレクション』は、世界屈指の美術館として知られるプラド美術館に...
- 2025年08月19日

新感覚のデジタルアート展

『巨大映像で迫る五大絵師』 - 北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界 – チケット発売中 7月16日(金)〜9月9日(木)の全56日間、大手町三井ホールにてデジタルアート展「『巨大映像で迫る五大絵師』 −北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界−」が開催される。現在、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスにてチケットが発売中だ。  本展では、江戸時代の絵師たちの情熱と想像力が込められた浮...
- 2025年08月19日

比類なき美しさ

国宝「十一面観音菩薩立像」を東京で初展示 天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像のひとつである聖林寺所蔵の「十一面観音菩薩立像」が初めて東京で展示される特別展「国宝 聖林寺十一面観音 -三輪山信仰のみほとけ」が東京国立博物館で開催中だ。  仏教伝来以前の日本では、神は山、滝、岩や樹木等に宿ると信じられており、その自然信仰を今に伝えるのが三輪山を御神体とする大神神社だ。国家的に仏教を興隆した...
- 2025年08月19日

“自立した女性像”を体現

ザジー・ビーツ、2021年度 ウィメン・イン・フィルム「マックスマーラフェイス・オブ・ザ・フューチャー賞®」受賞 毎年、マックスマーラとウィメン・イン・フィルムが共同で選出する「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞®」。16回目となる2021年の受賞者がついに発表された。  1951年にアキーレ・マラモッティ氏が創業したマックスマーラは、イタリアのラグジュアリースタイル...
- 2025年08月19日

絵の記憶 第1回

フランスの夏は、7月14日のパリ祭を境に一気にバカンス気分が街中に溢れかえる。  開放的な陽射しの中、その昔、画家や文豪が集って芸術論を熱く語り交わしたと名高い「Deux Magots(ドゥ・マゴ)」でクロックムッシュを注文する。歩道沿いに陣取った小さなテーブルでちょっと遅い昼食の一口目を口に運んだとき、目の前の古い石畳の溝に、高くもないヒールに足を取られてよろめいた彼女と目が合った。 ...
- 2025年08月19日

オペラ史上最高の魔性の女

オペラの代表作《カルメン》の「METライブビューイング」を3組6名様に 世界最高峰のメトロポリタン・オペラ(通称:METメト)の最新公演を映画館で上映する「METライブビューイング」。中でも大人気の演目ビゼー《カルメン》が3月8日(金)~14日(木)に全国の映画館で公開となる。  魔性の女、カルメンの虜になった瞬間、真面目な男の人生の歯車が狂い出す。追えば逃げる、逃げれば追う、現代の恋愛...
- 2025年08月19日

ゴッホやマネが名画案内

没入型アート体験「HIROSHIMA NIGHT MUSEUM」がひろしま美術館で開催 美術館に行くのは好きだが、その作品を理解しようとついつい解説をにらめっこ…結果ほとんど解説文に目を向けていた。解説を見るのが億劫で、絵をただ単に見て終了、作品の背景などは結局分からずじまいに。もういっそ作者本人が、作品について教えてくれればいいのに…。そんな美術鑑賞のネックを叶えてくれる取り組みが、ひろ...
- 2025年08月19日

ルカス・クラーナハの エロスとタナトス

ドイツ・ルネサンスを代表する画家、ルカス・クラーナハ(父)。 ザクセン選帝侯に仕える宮廷画家として地位を築いた一方、自ら大工房を経営し、マルティン・ルターの盟友として宗教改革に貢献した、激動の時代を生きた画家である。 後年にはパブロ・ピカソらにも多大な影響を与えた、16世紀で最も魅力的な画家の一人、クラーナハの大回顧展が、日本で初めて開催される。蠱惑(こわく)的な裸婦像でも人々を魅了した...
- 2025年08月19日

「光」の写真家、田原桂一氏の展覧会

“手”をモチーフにした写真を日本初披露 フランスを始め世界的に活躍し続ける写真家、田原桂一氏の展覧会「Les sens」が6月9日(金)から7月9日(日)までポーラ ミュージアム アネックスで開催される。田原氏は「光」をテーマに撮り続ける写真家だが、その表現方法は写真にとどまらず、彫刻や多様なインスタレーションなど、さまざまだ。1977年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル大賞を...
- 2025年08月19日

五感で楽しむデジタルアート

「フラワーズ バイ ネイキッド 2020 ―桜―」の鑑賞券を5組10名様に クリエイティブカンパニーのネイキッドが手がける、花をモチーフにした体感型デジタルアート展「フラワーズ バイ ネイキッド 2020 ―桜―」が東京・日本橋三井ホールで1月30日から開催される。  日本橋開催5年目のアニバーサリーイヤーとなる今年は、会場全体を桜で彩り、五感を刺激するさまざまなコンテンツが登場する。 ...
- 2025年08月19日

箱根で感じる古代の造形美

特別展「DOKI土器!土偶に青銅器展」の鑑賞券を5組10名様に 日本と東洋の美術品を展示・公開する美術館として、2013年の10月に箱根・小涌谷に開館した岡田美術館。全5階の屋内展示室に、100%源泉かけ流しの足湯カフェ、自然が美しい庭園、昭和初期の日本家屋を改築した飲食施設など、広大な敷地に箱根ならではの見どころを備えている。また、美術館正面を飾る縦12m、横30mの風神・雷神の大壁画「...
- 2025年08月19日

100年を見据える美術館

2019年10月、京都屈指の観光地である嵯峨(さが)嵐山に、新たな私設美術館が登場した。 「100年続く美術館」をコンセプトに、円山応挙や伊藤若冲(じゃくちゅう)など京都ゆかりの作品を中心とした華麗なコレクションを披露する。古くから貴族や文化人に愛され、優れた芸術が生み出されてきた嵐山が、日本美術の継承・発展の拠点として再び脚光を浴びている。 Text Rie Nakajima Phot...
- 2025年08月19日

未来都市の新たなビジョン

「隈研吾展」の鑑賞券を5組10名様に 現代日本を代表する建築家の一人として国内外で活躍する隈研吾。公共性を軸にその活動を紹介する大規模個展「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」が東京国立近代美術館にて6月18日から開催される。  本展では、世界中の隈作品の中から自身が選んだ公共性の高い68件の建築を、「孔」「粒子」「斜め」「やわらかい」「時間」の独自の5つの原則に分類し、建...
- 2025年08月19日

幻想的な和のイルミネーション

「和のあかり×百段階段2021~ニッポンのあかり、未来のひかり~」が 2年ぶりに開催 日本美を集結させたミュージアムホテルとして唯一無二の存在感を放っているホテル雅叙園東京では、文化財を彩る夏の風物詩「和のあかり×百段階段2021」が開催中だ。  2年ぶりの開催となる今年は、「ニッポンのあかり、未来のひかり」をテーマに、東京都指定有形文化財の百段階段の南側に連なる7つの部屋に、さまざま...
- 2025年08月19日

50年の軌跡をひとつの作品に

「クリスチャン・ボルタンスキー ― Lifetime」の展覧会鑑賞券を5組10名様に 現代のフランスを代表する作家、クリスチャン・ボルタンスキーの活動の全貌を紹介する、日本では過去最大規模の回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー ― Lifetime」が、6月12日から9月2日まで国立新美術館で開催される。  クリスチャン・ボルタンスキーは1960年代後半から短編映画を発表、1970年代に...
- 2025年08月19日

日本でも愛される 絵本画家の世界

「みんなのレオ・レオーニ展」の鑑賞券を5組10名様に 1910年にオランダの裕福な家庭に生まれ、叔父がコレクションするパブロ・ピカソやパウル・クレーなどの芸術を身近に育ったレオ・レオーニ。15歳のときイタリアに移住するが、ユダヤ人であることから第二次世界大戦中にアメリカに亡命し、編集者、グラフィックデザイナーとして幅広く活躍。その後、1959年には孫のために制作した『あおくんときいろちゃん...
- 2025年08月19日

退廃とエロス・世紀末の官能画家

恍惚のただ中にいるような官能的な女性。 見る者を一目でとりこにする、匂いたつような魔性の女性の表情を描かせたら、右に出る画家はいないだろう。グスタフ・クリムト。デザイン性の高い、工芸品のような総合芸術を実現した彼の油彩画を、過去最多となる25点以上集結させた、東京では約30年ぶりとなる大規模展が東京都美術館で開催中だ。 「絵画は詳しくないがクリムトは好き」という人も多いのではないだろうか...
- 2025年08月19日

五感で楽しむデジタルアート

「フラワーズ バイ ネイキッド 2020―桜―」の鑑賞券を5組10名様に クリエイティブカンパニーのネイキッドが手がける、花をモチーフにした体験型デジタルアート展「フラワーズ バイ ネイキッド 2020―桜―」が東京・日本橋三井ホールで1月31日から開催される。 日本橋開催5年目のアニバーサリーイヤーとなる今年は、会場全体を桜で彩り、五感を刺激するさまざまなコンテンツが登場する。  会...
- 2025年08月19日

紳士の気品をまとう ラグジュアリークーペ

大人のためのクルマがあるとしたら、大型のクーペをおいて他にはない。それを実感させてくれるのが、BMWの新型8シリーズだ。 眺めてよし、乗ってよし、のすばらしい出来である。 家族や仲間で集い、優雅で贅沢な時間を過ごせる日本初の本物のカントリークラブにも、よく合う雰囲気を持った一台だ。 Photo TONY TANIUCHI Text Fumio Ogawa BMWが新たに手がけた8シリ...
- 2025年08月19日

表現の革新を続けた色彩の魔術師

「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン」の鑑賞券を5組10名様に 明るい色彩に躍動感あふれる独自のスタイルで知られ、近代フランス絵画を代表する画家の一人であるラウル・デュフィ。観る者に軽やかな高揚感を抱かせ、生きることの楽しさや喜びを素直に描き上げた彼の作品は、今もなお、世界中の人々に愛されている。  10月5日より開催される「ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン...
- 2025年08月19日

森山大道の謎に迫る

日本を代表する写真家のドキュメンタリー映画 日本を代表する写真家、森山大道氏。1960年代に活動を開始し、これまでにない「アレ・ブレ・ボケ」と呼ばれる作風で写真界に衝撃を与えた。2019年には写真界のノーベル賞とも言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、今もなお世界の第一線で活躍し続けている。  そんな森山氏を追ったドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい...
- 2025年08月19日

宇宙飛行士 としての死

高松聡の写真家としての初個展「FAILURE」  国際宇宙ステーション・ロシアモジュール(以下ISS)を舞台に、世界で初めて宇宙空間でCM撮影を実現。その後、民間人で日本人初のISS滞在を前提とした宇宙飛行士訓練を受けた高松聡氏の初の写真展「FAILURE」が開催中だ。  本当はJAXA宇宙飛行士になりたかったが視力が足りず、電通マンになった高松氏。52歳のとき、英国人歌手サラ・ブライト...
- 2025年08月19日

もう一つの江戸絵画 「大津絵」の魅力

文化人が争奪戦を繰り広げた名品が集結 「大津絵」をご存じだろうか。江戸時代初期から東海道の大津宿の周辺で量産された絵画なのだが、いわゆる有名どころの画家の作品ではなく、手軽な土産物として量産されたもの。ユーモアで温かみのある絵柄で広く流通したものの、現存する数は少ない。  そんな大津絵が近代になり、突如脚光を浴びる。文人画家の富岡鉄斎、洋画家の浅井忠、民藝運動創始者の柳宗悦など、当代きっ...
- 2025年08月19日

絵の記憶 第2回

初めてマンハッタンに足を踏み入れた日のことは今も鮮明に脳裏に焼き付いている。  夏の陽射しの暑い中、ケネディ空港を後にしたイエローキャブの窓の外に広がる景色に、私は興奮した気持ちそのままに、落ち着きなく四方に目を向けていた。ターバンを頭に巻いた運転手の前方に突然現れたマンハッタンの高層ビル群を目にしたとき、身を乗り出して期待に胸を膨らませた高揚感は未だに忘れられない。私が20代最後の誕生日...
- 2025年08月19日

アートの化学変化

「水」をテーマに、日本画とデジタルアートの美が狂炎乱舞する―。千住博氏と、猪子寿之氏率いるチームラボによる奇跡のコラボレーション展「水」である。7月14日から始まるこの堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画に向けて、目下、創作の終盤を迎えつつある千住・猪子の両雄に、それぞれの思いを語っていただいた。 「日本画とデジタルアートの二つが掛け合わさり化学変化が起きる、そこにこの展覧会の面白さが...
- 2025年08月19日

北斎の絵師人生をたどる

大規模北斎展の展覧会鑑賞券を5組10名様にプレゼント “北斎"ときいて一番に思い浮かぶのは、「神奈川沖浪裏」を含む「冨嶽三十六景」シリーズではないだろうか。“Great Wave"と称され、世界で最も有名な絵の一つともいわれている傑作である。19世紀のヨーロッパにおけるジャポニスムの流行の契機となった『北斎漫画』なども知られているが、これらは約70年に及ぶ北斎の画業のほんの一端にすぎない。...
- 2025年08月19日

よみがえる幻の大コレクション

「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」の鑑賞券を5組10名様に 国立西洋美術館では、2019年6月11日(火)から9月23日(月・祝)まで「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」を開催。この展覧会鑑賞券を5組10名様に。  本展は、国立西洋美術館のコレクションの礎を築いた実業家の松方幸次郎に焦点をあて、松方コレクションにまつわる最新の発見や研究成果をふまえ、...
- 2025年08月19日

名画との対話を楽しむ

「コートールド美術館展 魅惑の印象派」の鑑賞券を5組10名様に 1932年、ロンドン大学に付属するコートールド美術研究所の美術館として開館したコートールド美術館。創設者である英国の実業家、サミュエル・コートールドは、フランス近代絵画の魅力を母国に伝えたいと、国の美術館が作品を購入するための基金を創設した。また、その卓越した審美眼により精力的な収集を行い、コレクションを美術研究所に寄贈。その...
- 2025年08月19日

湯河原温泉で初夏のビッグイベントが開催

4基の神輿が湯を浴びながら練り歩く 「湯かけまつり」が5月25日(土)に開催! 上質な源泉で効能にも優れた湯河原温泉。毎年5月の第4土曜日に行われる初夏のビッグイベント、「湯かけまつり」が5月25日(土)19時から開催される。この「湯かけまつり」は、江戸時代に効能の高い当地の湯を樽に詰め、大名家や御用邸に献上した古事から始まっており、献湯神輿の出発に際し、道中の安全を祈願してお湯をかけて...
- 2025年08月19日

記事カテゴリー