
銀鱗荘
Text.Takako Kosakai
Photo.THE RYOKAN COLLECTION
Photo.THE RYOKAN COLLECTION



石狩湾を眼下に望む重要文化財の旅館
北海道・小樽、石狩湾を一望できる平磯岬の高台に佇
む「銀鱗荘」は、北海道重要文化財百選の一つ。世界中
の上質な木材を取り寄せて宮大工が趣向を凝らした
造作は、創業から約135年経た今も、小樽の栄華を彷彿
とさせる。眺望抜群の露天岩風呂が、これまた見事。潮
風を感じながら1300mの地底から湧き出る湯に身を
ゆだねるひとときは、至福そのものだ。部屋は全18室。
いずれからも石狩湾を望むことができ、新館最上階5
階の「鶴の間」は175という広々とした間取り、見晴らし
のよい内風呂が配されている。料理も申し分ない。部
屋でいただく和会席はもちろんのこと、フランス料理
を供する「グリル銀鱗荘」で海の恵みを豊富に取り入
れた料理を存分に楽しめる。
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