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鳥取砂丘の西に位置する賀露港より日本海を望む。古来因幡国(いなばのくに)における水上交通・流通の要衝だったという。港には海鮮市場の店舗が軒を連ね、往時のにぎわいを今に伝える。
食在鳥取――
うまいもん三昧
Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba
「松葉がに漁、解禁」の声を聞くと、それだけで生つばが湧いてくる。その瞬間、心は日本海に名だたる水揚げ地の一つ、鳥取・賀露港に飛んでいく。3月にはもう禁漁期に入るので、なおさら「早く行かねば。いつ行こう」と焦ってしまう。そんな松葉がにへの熱い思いに背中を強く押されるようにして、11月下旬、鳥取砂丘コナン空港に降り立った。しかし今回の旅は、単純に「蟹にかぶりつく」ことだけが目的ではない。
 鳥取にはほかにも旬を迎えているおいしい食材がてんこ盛りなのだ。何しろ鳥取県は、東西に長い。新鮮な海の幸が豊富に獲れる日本海、米や野菜、果物など“特級品"ぞろいの農産物が栽培されている大山(だいせん)山麓を始めとする肥沃な大地、全国ブランド牛のルーツとも言われる鳥取和牛を産する里山……「山陰の食のみやこ」という呼称にふさわしい豊かな食文化を有している。産地と料亭、二つの視点から鳥取の食にアプローチしよう。
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