
瀬良垣に「琉球炉端 by Kanda」登場
Photo Satoru Seki Text Nile’s NILE
“本島から歩いて行ける離島”に、ハイアット国内初のビーチリゾートとして昨年の夏にオープンした「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」。
そしてこの春、沖縄随一のデスティネーションになるべく、同ホテルにしか成し得ない、唯一無二のユニークな“食のコンテンツ”が始まる。
そしてこの春、沖縄随一のデスティネーションになるべく、同ホテルにしか成し得ない、唯一無二のユニークな“食のコンテンツ”が始まる。
沖縄本島・恩納村の国定公園に指定された海に浮かぶ瀬良垣島。ここにまれな自然環境を備えながら、それに依存することなく、滞在そのものが旅の楽しさとなるデスティネーションホテルを目指す「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」は立つ。総支配人の野口弘子氏は、その要となる特別な食のコンテンツがほしいと考えてきた。そこで野口氏は、20年以上の親交があり、“食の師匠"と仰ぐ、三つ星料理人・神田裕行氏に相談。すると神田氏は、瀬良垣島の絶景を生かした贅沢な空間が広がる「シラカチ・炉端」を見た瞬間、「このすばらしい立地なら、何か面白いことができそう」と直感したという。やはり「沖縄の美しい海が背景のこの店で提供するなら、沖縄料理しかない」と神田氏。実は野口氏も「三つ星料理人が作るゴーヤチャンプルーを食べてみたい……」と神田氏に相談した時から思っていた。


(上)海に沈む夕日を望める二つのビーチと、曲線が美しいグスクの壁をモチーフとしたグスクプール、そして海水を用いたラグーンを用意。海面と各プールには段差が設けられており、プールが海まで続くような光景が広がる。
(下)キューブ状の格子がもたらす木漏れ日のような影が差す、印象的なロビー。外と内がシームレスにつながるような造り、また8mの天井高がこの上ない開放感を演出する。ロビーにはラウンジとバーが設置されている。