
長時間蒸して甘み強めた五郎島金時をバターとハチミツでソテーし、ゴマと塩をふった。甘さとゴマが、大学芋を思わせる。春菊の緑と菜の花の黄で春色の一皿に。

Kaga Yasai à la française
Édition Koji Shimomura
Édition Koji Shimomura
Photo Masahiro Goda
モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアルが旅した先は、北陸新幹線が開業して東京からのアクセスが良くなった金沢。独自の食文化を醸成しているこの街でどんな料理や食材に出合うのか。
常に素材の風味や色彩を引き出す料理を心がけるエディション・コウジ シモムラの下村浩司さんにとって、野菜の個性が際立つ加賀野菜は、心引かれる存在だ。
だからか「加賀野菜のみでフランス料理を作ってほしい」というリクエストにも動じず、この美しい2皿を作った。しかも、モエ ロゼに合うという条件もクリアして、である。
五郎島金時(ごろうじまきんとき)を用いた料理では、一目でサツマイモと分かるゴロリと大きな皮ごとの形で皿に盛った。
だからか「加賀野菜のみでフランス料理を作ってほしい」というリクエストにも動じず、この美しい2皿を作った。しかも、モエ ロゼに合うという条件もクリアして、である。
五郎島金時(ごろうじまきんとき)を用いた料理では、一目でサツマイモと分かるゴロリと大きな皮ごとの形で皿に盛った。