
リストランテ ホンダの本多哲也さんが教える!
碾茶のミネストローネ
碾茶のミネストローネ
Photo Masahiro Goda
宇治の碾茶がミネストローネに化ける
碾茶と聞いても、あまりピンとこないかもしれない。碾茶とは抹茶の原料で、碾茶の葉を石臼で挽くと抹茶になる。つまり、茶葉の中でも極上品といえる。この碾茶を淹れて飲むだけではもったいないので、リストランテ ホンダの本多哲也さんに碾茶を使って手軽に作れるイタリアンを教えてもらった。
ヨシズや寒冷紗で覆って日光をさえぎり被覆栽培をした碾茶は、「実に繊細で上品。まるでまったく雑味がない良い出汁(だし)のようだ」とリストランテ ホンダの本多哲也さんはいう。しかしながら本多さんは、イタリアンにするのには繊細過ぎて困ったという。
「料理し過ぎると碾茶の香りと味がとんでしまう。透明感のある出汁と考え、火を入れた野菜にかけてミネストローネ風にしたら、うまく野菜の味を持ち上げてくれたんです」
ネギをゆっくり炒めるなど、ほかの食材にもじっくり、強めに火を入れて、80℃で淹れた旨みがたっぷり出ている碾茶を後からかけることで、見事、碾茶の香りと味わいを生かしたイタリアンにした。
ヨシズや寒冷紗で覆って日光をさえぎり被覆栽培をした碾茶は、「実に繊細で上品。まるでまったく雑味がない良い出汁(だし)のようだ」とリストランテ ホンダの本多哲也さんはいう。しかしながら本多さんは、イタリアンにするのには繊細過ぎて困ったという。
「料理し過ぎると碾茶の香りと味がとんでしまう。透明感のある出汁と考え、火を入れた野菜にかけてミネストローネ風にしたら、うまく野菜の味を持ち上げてくれたんです」
ネギをゆっくり炒めるなど、ほかの食材にもじっくり、強めに火を入れて、80℃で淹れた旨みがたっぷり出ている碾茶を後からかけることで、見事、碾茶の香りと味わいを生かしたイタリアンにした。


(上)80℃で淹れた碾茶をかけて食べる、碾茶のミネストローネ。
(下)碾茶のミネストローネの材料
下仁田ネギ ポワロー 赤カブ アヤメカブ 碾茶 ニンジン ブロッコリー モロッコインゲン 芽キャベツ黄色カリフラワー 白インゲン プチベール(キャベツの仲間) ラディッシュ イベリコブタのチョリソー
>>>作り方手順は次ページへ→
(下)碾茶のミネストローネの材料
下仁田ネギ ポワロー 赤カブ アヤメカブ 碾茶 ニンジン ブロッコリー モロッコインゲン 芽キャベツ黄色カリフラワー 白インゲン プチベール(キャベツの仲間) ラディッシュ イベリコブタのチョリソー
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