世界の贅沢、NILEの贅沢

洗練された〝異端児〞であることや、ディテールにこだわり、完璧を追求するということ。二つのブランドには長年育まれた共通の価値観があった。このことが、２０１６年さらなるコラボレーションを生み出すことになる。
　ベルルッティを象徴するブリーフケース、「アン ジュール」にインスピレーションを得て、クリュッグのために作られた新作バッグ、「ショート ジャーニー」と「ロングジャーニー」だ。シリアルナンバー入りの１００点限定の希少なバッグであり、カラーはもちろん、奥深い光沢を放つ、大人の華やかさを備えたダークチェリーパティーヌ。クリュッグのボトルとヨーゼフグラスを入れて運ぶシャンパーニュキャリアとして、またはベルルッティのシューズを収納するトラベルバッグとして使えるようになっている。
　バッグの内外に〝Berluti pour Krug〞（クリュッグのためのベルルッティ）のシグニチャー入りだ。内部に取り外し可能なコンパートメントが備わっていて、ともにクリュッグ シャンパーニュと、専用グラスがセットに。
　クリュッグラバーやコレクターの胸をときめかせるのはもちろん、このバッグがあるがゆえに旅に出たくなるような遊び心あふれる珠玉のコラボレーションである。

（上）ベルルッティのクラフツマンたちにインスピレーションを与えたという創立者、ヨーゼフ・クリュッグのダークチェリーカラーの手帳。メゾンに100年前の収穫台帳などと一緒に展示されている。
（下）時を経て熟成されるクリュッグのシャンパーニュ。クリュッグ グランド・キュヴェで7年、ヴィンテージは10年以上寝かせる「長く静かな熟成」もクリュッグの大きな特徴の一つである。