一般的なシャンパーニュは、ノンヴィンテージと言われ、味を調整しながらいくつもの樽(たる)に入ったワインがアッサンブラージュされる。ブレンデッド・ウイスキーと同じだ。しかし、コント・ド・シャンパーニュのように、単一年のシャルドネ種のみを使うと、味はまろやか、かつ輪郭がはっきりとし、極上の味わいになる。8~ 10年かけてゆっくり熟成させたその香りは、清冽(せいれつ)でエレガント。作柄に恵まれた年のみリリースされる、選ばれた飲み物なのだ。
かつ、収穫された年の出来事に思いを馳(は)せるという、ロマンチックな面も喜ばれる。ロマンチックといえば、ティボー4世である。彼は叔母で王妃であるブランシュ・ド・カスティーユに恋をしていた。それをフランス国王ルイ8世から憎まれ、十字軍として遠征させられてしまう。無事に生還し、この時に持ち帰ったのがシャルドネの原種だった。そして彼は生涯、ひそかに王妃への愛を貫いたという。このエピソードを知ると、愛とシャンパーニュが近しい関係に感じられ、好ましく思える。
テタンジェの手がけるシャンパーニュも、常にエレガントで華やかなことを旨としてきた。先代のクロード、現在のピエール・エマニュエルと、歴代のテタンジェ家の当主たちに会った時、いずれも口をそろえて、「女性に喜ばれることを考えています」と言ったのが印象的だった。
コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブランは、初リリースが1957年。現在に至るまで、当主の厳しい基準をクリアできなかった年にはリリースが見送られてきた。
この“幸せを呼ぶシャンパーニュ"を味わう時、もちろん自分だけで飲むのもいい。しかし常にロマンチックな要素があることを意識すると、味わいは、より深くなるような気がする。きっと素敵な相手への最高のギフトになる。
●サッポロビール お客様センター
0120-207800 www.sapporobeer.jp ※飲酒は20歳になってから。
かつ、収穫された年の出来事に思いを馳(は)せるという、ロマンチックな面も喜ばれる。ロマンチックといえば、ティボー4世である。彼は叔母で王妃であるブランシュ・ド・カスティーユに恋をしていた。それをフランス国王ルイ8世から憎まれ、十字軍として遠征させられてしまう。無事に生還し、この時に持ち帰ったのがシャルドネの原種だった。そして彼は生涯、ひそかに王妃への愛を貫いたという。このエピソードを知ると、愛とシャンパーニュが近しい関係に感じられ、好ましく思える。
テタンジェの手がけるシャンパーニュも、常にエレガントで華やかなことを旨としてきた。先代のクロード、現在のピエール・エマニュエルと、歴代のテタンジェ家の当主たちに会った時、いずれも口をそろえて、「女性に喜ばれることを考えています」と言ったのが印象的だった。
コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブランは、初リリースが1957年。現在に至るまで、当主の厳しい基準をクリアできなかった年にはリリースが見送られてきた。
この“幸せを呼ぶシャンパーニュ"を味わう時、もちろん自分だけで飲むのもいい。しかし常にロマンチックな要素があることを意識すると、味わいは、より深くなるような気がする。きっと素敵な相手への最高のギフトになる。
●サッポロビール お客様センター


テタンジェの最高級キュベ、コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブランは2002年から2005年のものが連続して市場に出ており、2006も間もなくリリースされる予定だ。
コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2005ギフトBOX入り 24,840円。
コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン2005ギフトBOX入り 24,840円。