
能舞台を備えた店舗。和洋折衷の内装は、明治時代をイメージしたもの。「当店の本拠地である兵庫県は、全国でも特にステーキを食べる文化が発達している地。本場の味をここでご提供します」と、店長の下羅勝啓氏。
ステーキと能の深淵
心斎橋パルコの13階にオープンした「三田屋本店―やすらぎの郷―」は、ステーキと能楽を同時に楽しむことができるレストランだ。三田市にある本店は200席を超す日本家屋スタイルのレストランで、本格的な能舞台「有馬能楽堂」を備えている。これは、「レストランは味覚だけでなく、お客様の五感のすべてを満足させなければならない」という創業者、廣岡償治氏の考えから。食欲だけではなく、心を満足させるためには文化が必要と考え、食事をしながら能の舞を見ることができるレストランを1987年にオープンさせた。こうした考えを継承し、心斎橋パルコの店舗では能楽師による舞囃子などの生演奏を楽しめるよう、店内のどの席からも見られる場所に能舞台を設置。現在は新たな試みとして導入したホログラム映像で能の舞を見せ、プロジェクションマッピングで雪や花びらが舞う様子を映し出す。
もちろん、料理そのものに対するクオリティーにも自信を見せる。同店で提供しているステーキは、黒毛和牛のモモ、ロース、ヘレ、神戸ビーフのサーロイン、三田牛のヘレの5種類。特に神戸ビーフと三田牛は、厳しい規定にのっとって飼育された牛の肉ならではの極上の旨みが特徴。一口かめば、コクのある肉汁と甘みのある脂が溶け出し、牛肉を食べる喜びを存分に感じることができる。なお三田牛は、三田市で飼育されている高級黒毛和牛で、神戸ビーフに比べてややあっさりとした味わいが魅力。年間出荷頭数が数百頭ほどの貴重な牛だ。「三田市が誇る三田牛を、大阪の皆さんに食べていただき、味わいの深さを知っていただきたい」と、店長の下羅勝啓氏は話す。
もちろん、料理そのものに対するクオリティーにも自信を見せる。同店で提供しているステーキは、黒毛和牛のモモ、ロース、ヘレ、神戸ビーフのサーロイン、三田牛のヘレの5種類。特に神戸ビーフと三田牛は、厳しい規定にのっとって飼育された牛の肉ならではの極上の旨みが特徴。一口かめば、コクのある肉汁と甘みのある脂が溶け出し、牛肉を食べる喜びを存分に感じることができる。なお三田牛は、三田市で飼育されている高級黒毛和牛で、神戸ビーフに比べてややあっさりとした味わいが魅力。年間出荷頭数が数百頭ほどの貴重な牛だ。「三田市が誇る三田牛を、大阪の皆さんに食べていただき、味わいの深さを知っていただきたい」と、店長の下羅勝啓氏は話す。