


(上)窓の外に雄大な海が広がる、ゆったりとした間取りのデラックスルーム。くつろぎにあふれたぜいたくなひと時を楽しみたい。(左下)ホテルから下田の街までは徒歩20分圏内。ホテルを拠点にした観光もおすすめだ。(右下)椰子に囲まれたリゾート感あふれる宿泊者専用ガーデンプール。プールサイドより鍋田浜ビーチまでの遊歩道もある。
客室(112室)の大半はオーシャン・ビューのツインルームで、晴れた日には伊豆七島が水平線に望める。海側にはさらに和室が4室あるほか、最上階6階には昭和天皇が宿泊されたロイヤルクラシカルスィートが。また、5階には三島由紀夫が愛用した、落ち
着いた雰囲気の⼭側のツインルームも残されている。彼はここで最後となる小説「豊饒の海」を書き上げた。
ホテルは1962年に開業し、伊豆のリゾート・ホテルの先駆けとして話題を集めた。2017年に館内の大改装を行ったが、伊豆国立公園に位置するため、大規模な改造は制限されており、今も広い庭園に囲まれた中層のゆったりした造りを留めている。
一階は、半世紀を経たホテルの歴史を物語るギャラリーがある。南伊豆を代表するホテルとして様々な式典の場にも。庭園に青葉を吹くオリーブの木は、バチカンとの交流を記念したもの。
このホテルが欧米人にも人気なのは、オリーブの育つ南伊豆の風土と、入り組んだ海岸線を見下ろす立地などが地中海リゾートを思わせるからだろう。
ホテルは1962年に開業し、伊豆のリゾート・ホテルの先駆けとして話題を集めた。2017年に館内の大改装を行ったが、伊豆国立公園に位置するため、大規模な改造は制限されており、今も広い庭園に囲まれた中層のゆったりした造りを留めている。
一階は、半世紀を経たホテルの歴史を物語るギャラリーがある。南伊豆を代表するホテルとして様々な式典の場にも。庭園に青葉を吹くオリーブの木は、バチカンとの交流を記念したもの。
このホテルが欧米人にも人気なのは、オリーブの育つ南伊豆の風土と、入り組んだ海岸線を見下ろす立地などが地中海リゾートを思わせるからだろう。