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 蒸留所で造られるモルトウイスキーは、土地の風土や環境に加え、その年の気候や造り手の技術によって味が大きく変化する。この強烈な個性を持ったモルトウイスキーを、ビバレッジ氏は「音楽でいう、ソロ奏者のようなもの」と表現する。「それぞれがすばらしい個性を持ったソロ奏者を組み合わせて、美しいオーケストラにするのがブレンディング。私たちブレンダーは、指揮者のような存在です」
 原酒から時を経て変化する味を想像し、15から20種のモルトウイスキーをブレンドして均一な味に仕上げる作業は、まさに神業のような芸術だ。この重要な役目を担うことについて、ビバレッジ氏はこう語る。「ジョニーウォーカーは革新を続けるブランドです。だからこそ、伝統を守りつつ、大胆に新しい味の追求もできる。私には、非常にチャレンジングで興味深い仕事です。その中でいつも心に念じているのは、人を喜ばせたいという気持ちと、信念を持って仕事をすること。そして、時代とともに変化する消費者の好みを知り、蒸留所の生産者たちとよく話し、信頼関係を築くことです」


(左上)ブレンディングについて語り合う、ビバレッジ氏と茶師の前田文男氏。「とても刺激的で興味深い体験でした」と前田氏。
(右上)ジョニーウォーカー ブルーラベルとのマリアージュが提案された日本料理。濃厚なウイスキーに、鮑などの素材の味わいが引き立つ。
(左下)前田氏が披露した茶葉。生産者の技術が高く、香りや味わいの優れた茶葉は、見た目にも美しいという。
(右下)合組前の3種の茶(下)と、合組後の茶(上)。
「誰がいれてもおいしい、やさしい味を目指しています」と前田氏。
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