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(左から)色鮮やかな野菜をジョスパーチャコールオーブンで焼いた一皿。ハモンセラーノやパル柔らかく香りのいいLボーングリル。フレーク状の岩塩でいただく。 マ産生ハムを盛り合わせたハムプラッター。柔らかく香りのいいLボーングリル。フレーク状の岩塩でいただく。アネックス棟の3階にオープンしたタパス&チャコールグリル「ラ・シマ」。窓が広く解放的な空間で、奥に見えるバーからは美しい夕日を眺めることができる。
那覇市内で滞在するなら、那覇空港から車で約20分の「ザ・ナハテラス」へ。首里城を始め、県立美術館・博物館や沖縄の焼き物、やちむんが見られる壺つぼ屋や やちむん通りなど、主要な観光地にもアクセスがいい、沖縄文化の中心地に位置する優れたロケーションが特徴だ。
 どこにいても光や風が感じられる心地良いオープンエアの空間は「ザ・ブセナテラス」とも共通するが、よりスタイリッシュで都会的な印象の「ザ・ナハテラス」。沖縄の明るい空の下、車を降りてロビーに入ると、照明を抑えた空間の中で、ぽっと明かりが灯ともるように咲くカサブランカの白い花に吸い寄せられる。そのやさしい香りに、思わずほっと息をつく―そんな主張し過ぎない、心の行き届いた控えめなもてなしが、那覇での滞在を特別なものにしてくれる。
 この「ザ・ナハテラス」に今、地元の人々の間でも話題のレストランがある。昨年12月12日にオープンしたアネックス棟の3階にあるタパス&チャコールグリル「ラ・シマ」だ。
 天井の高い明るく開放的な空間は、料理とワインをテーブルいっぱいに並べ、会話と食事を楽しむゲストたちの楽しい雰囲気に満ちている。
人気の理由はスペインから取り寄せた、400度の高温で一気に調理するジョスパーチャコールオーブンを使った料理だ。沖縄県産を始めとする肉や野菜の水分を逃がさず、香りよく焼き上げる。グリルしただけの島にんじんや紅芋の自然な甘みに驚き、岩塩で食べるLボーングリルのさっぱりとした肉の旨みを最後まで堪能する。カジュアルでありながら、素材の持ち味を最大限に引き出したおいしい料理の数々。これまでの那覇にはない、新しい時代を感じさせるレストランの登場だ。
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