
「セーニャ」は、「際立つ卓越した印」「シグネチャー」という意味のスペイン語に由来。


「セーニャ」の葡萄が作られるアコンカグア・ヴァレー。川沿いに幅3~4kmと比較的に緩やかな丘陵に葡萄畑が広がっている。
98ポイントを獲得した「SENA 2012」
「余韻の長い、魅惑的でバランスのとれたワインは、語りかけるようだ。最高の『SENA』だ」と語るのは、ワイン誌『ワイン・スペクテイター』元編集長で世界的なワインジャーナリストであるジェームズ・サックリング氏。2014年6月、サックリング氏が発表した「トップ100ワイン2014」で「SENA 2012」がチリ産ワイン史上最高評価の98点を獲得した。これは、チリワイン市場最高の評価である。ユニークで真似のできない個性をもつ偉大なワインにおいて、味わいを決めるポイントのひとつにカルムネールの存在がある。ボルドー生まれの歴史的な晩熟の品種だが、現在ではチリ固有品種として栽培されている葡萄で、スパイシーでしっかりとした骨格が特徴的だ。ストラクチャー、持続性、ふくよかさを持ち合わせた、バランスよく生き生きとした力強いブレンドになった「セーニャ2012」は、年間生産数わずか4000本。ぜひ稀少な1本を堪能してみてはいかがだろうか。