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角田賢隆(つのだ・けんりゅう)
曹洞宗 瑩山禅師御開山 伝燈院 副住職。駒澤短期大学で仏教を学び、社会人経験を経て仏の道に入り、横浜市鶴見区の大本山總持寺で修行。2007年より伯父である北光山 伝燈院 四十四世住職 角田徳明氏のもとで副住職となり、伝燈院 赤坂浄苑 館長を務める。

赤坂見附から徒歩約2分という好立地でありながら、驚くほど静かな場所に立つ伝燈院 赤坂浄苑。訪れた人を迎えるエントランスには明るく開放的な雰囲気が漂う。

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供養の新しい形を赤坂で
核家族化で日本のさまざまな慣習が立ち行かなくなる中、人生の終末の在り方も時代の波にもまれている。親の、先祖の供養、自分自身の墓の問題など、従来とは違う安らぎを求める人々に、伝燈院 赤坂浄苑が一つの答えを示している。
「大勢の方々と充実した時間を過ごすことができました」
 こう語るのは、伝燈院 赤坂浄苑(でんとういん あかさかじょうえん)の副住職である角田賢隆氏。永代にわたる付き合いの中で行われる赤坂浄苑のサービスを改めて伝え、供養に対する不安や疑問を解消するため、契約者の集いを開催した。
「典型的な日本のお母さん、多彩な趣味を楽しむ明るく元気な方、場をリードしてくださる頼もしい方など、参加者全員が、時間や一つの事柄を大切にしていると感じました」と利用者の充実した暮らしぶりに感心する角田氏。
「異口同音に、いずれ一緒に眠る仲間と交流できることがうれしいとおっしゃってくださいました」と、設立3周年を機に始めた新企画が好意的に受け入れられことにほほを緩める。
 赤坂浄苑は曹洞宗のお寺であり、本院は石川県金沢市にある北光山(ほっこうさん)伝燈院だ。
「いつでも思い立ったときに大切な人にお参りができる場所を、という思いから、東京の真ん中、赤坂に別院を開きました。自由に使っていただくことを前提に、さまざまなサービスを提供しています」
 赤坂という立地もあり、平日は21時まで開苑していたり、オープン参加の坐禅(ざぜん)会が行われたり、先日開催された「ご供養落語会」では、予想を上回る反響を得るなど、充実した内容が用意されている。最近では、ファイナンス、法務、また暮らしのデザインに関する各種専門家の団体とも交流し、利用者にサービス提供を始めたという。
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