
Photo Yayoi Sawada(KiKi) Production STUDIO D.O.G.INC

(左)「京都の東福寺でベル エポック ロゼ 2005をご紹介できたのは、特別なことです。美しく歴史ある東福寺と、エクスクルーシブであるベル エポックに親和性を感じました」と庭を眺めながら話した最高醸造責任者のエルヴェ・デシャン氏。
(上)左/上質のシルクレースのように洗練された味わいのベル エポック ブラン・ド・ブラン 2002。最も純粋な形でテロワールを表現したメゾンの中でも希少なキュヴェ。右/ブドウの出来が良い年のみに造られるのがベル エポック。このベル エポック 2006は、人々を魅了し続ける完璧なまでのペリエ ジュエ スタイルそのもの。
Photo Yayoi Sawada(KiKi)Production STUDIO D.O.G.INC
(上)左/上質のシルクレースのように洗練された味わいのベル エポック ブラン・ド・ブラン 2002。最も純粋な形でテロワールを表現したメゾンの中でも希少なキュヴェ。右/ブドウの出来が良い年のみに造られるのがベル エポック。このベル エポック 2006は、人々を魅了し続ける完璧なまでのペリエ ジュエ スタイルそのもの。
Photo Yayoi Sawada(KiKi)Production STUDIO D.O.G.INC
シャンパーニュというと、食欲を増進させるためのアペリティフという固定観念があるが、「ベル エポックのようにしっかり熟成したシャンパーニュは、パワーがあるので、料理と合わせるのがお勧めです。少々技術的なことを言うと、サーブするときの温度は10℃から12℃。使用するグラスは、よくある細長いフルートグラスでなく、いいシャルドネのワインを飲むための、底が広く、口がすぼまってアロマを逃さないものが私は好きです」とデシャン氏。
もう一つ、ベル エポック ロゼ 2005には特筆すべきことがある。ボトルが、ブラジルの現代アーティスト、ヴィック・ムニーズ氏のアートワークで飾られているのだ。視覚の遊びがあって、エチケットの裏面に、ハチドリを描いた。そこで角度を合わせて眺めると、一羽のハチドリがガレのアネモネから蜜を吸っているように見える。
「なぜハチドリか。アーティストは、人生に例えて、すぐに去ってしまうから今を楽しめ、というメッセージだというようなことを言っています。それも面白いのですが、この鳥は、花を傷めず蜜を吸うことで知られていますから、つまり、ベル エポック自体を傷つけない、という意味もあるかもしれません」
もう一つ、ベル エポック ロゼ 2005には特筆すべきことがある。ボトルが、ブラジルの現代アーティスト、ヴィック・ムニーズ氏のアートワークで飾られているのだ。視覚の遊びがあって、エチケットの裏面に、ハチドリを描いた。そこで角度を合わせて眺めると、一羽のハチドリがガレのアネモネから蜜を吸っているように見える。
「なぜハチドリか。アーティストは、人生に例えて、すぐに去ってしまうから今を楽しめ、というメッセージだというようなことを言っています。それも面白いのですが、この鳥は、花を傷めず蜜を吸うことで知られていますから、つまり、ベル エポック自体を傷つけない、という意味もあるかもしれません」