
(右)NYU プロフェッショナル学部ALI 東京校 アカデミックディレクター・Chris Carl Hale(クリス・カール・ヘイル)20年以上にわたり、ニューヨーク市立大学、コロンビア大学ティーチャーズカレッジ、日本の国際基督教大学で、言語習得と教員養成に関連した学士および修士コースを教える。TESOL(英語を母国語としない人向けの英語教授法)で修士、応用言語学で教育学修士、教育学博士を取得。
(左)NYU プロフェッショナル学部ALI 東京校 専任講師・Gregory Paul Glasgow(グレゴリー・ポール・グラスゴー)ESP(学問的背景や職業などの目的別英語教育)、応用言語学、ノンネイティブ英語教師の教育分野で16年のキャリアを持つ。TESOLで修士、応用言語学博士号取得。アメリカ大使館で英語学の専門家として従事し、日本全国で英語教員向けのワークショップも開催。
(左)NYU プロフェッショナル学部ALI 東京校 専任講師・Gregory Paul Glasgow(グレゴリー・ポール・グラスゴー)ESP(学問的背景や職業などの目的別英語教育)、応用言語学、ノンネイティブ英語教師の教育分野で16年のキャリアを持つ。TESOLで修士、応用言語学博士号取得。アメリカ大使館で英語学の専門家として従事し、日本全国で英語教員向けのワークショップも開催。

未来を拓く
高品質な英語教育
高品質な英語教育
Photo Takahiro Haneta(digni)
Text Mayumi Sakamoto
Text Mayumi Sakamoto
日本の英語教育は変わりつつあり、文部科学省は「聞く・話す・読む・書く」の4スキルの育成を指針に掲げている。英語は教養ではなく、身につけなければならないスキル。これからのグローバル社会を生き抜く我が子が、本当に必要な英語力を身につけられるプログラムを紹介しよう。
JR品川駅から徒歩すぐの品川インターシティに、ニューヨーク大学プロフェッショナル学部アメリカン・ランゲージ・インスティテュート(以下ALI)東京校が開校して2年余り。80年以上も前にニューヨーク大学で設立された由緒ある学部の中の英語教育プログラムである。もともと社会人のスキルアップを目的に発足。ビジネスプログラムが充実している。 しかし同校の強みは、それだけではない。「これからの時代を生きる高校生・大学生にこそ貢献できるプログラムだと自負しています」と話すのは、同校アカデミックディレクターのクリス・カール・ヘイル氏。「自然と4スキルが身につく環境が整っています。館内ではラウンジでも英語のみ。ディスカッションやゲームなどのアクティビティーを通じて楽しく英語を学んでいきます」
文部科学省が定めた英語教育の改革では、4スキルの習得とコミュニケーション能力の育成が大きな目的となっている。指針はあるものの教育の現場でははっきりとしたゴールが見えていないというのが現状ではないだろうか。同校の専任講師であるグレゴリー・ポール・グラスゴー氏は、アメリカ大使館の英語学スペシャリストとして、ALTを始め全国の英語教員に指導。さらに同校ではアメリカ大使館主催・文部科学省後援の英語教員セミナーのプログラムも提供している。
「ニューヨーク本校で構築されたプログラムというと先取りのようなイメージがあるかもしれませんが、あらゆる英語レベルの受講生に提供し、成功してきた英語教育です。入学試験にTOEFLやTEAP(※)を採用する大学も出ていますが、今求められている英語力を学ぶことができます」とグラスゴー氏は話す。
※上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した、4スキルで構成されたテスト。上智大学を始め、立教大学、中央大学、青山学院大学などTEAPを活用する大学が増えている。
文部科学省が定めた英語教育の改革では、4スキルの習得とコミュニケーション能力の育成が大きな目的となっている。指針はあるものの教育の現場でははっきりとしたゴールが見えていないというのが現状ではないだろうか。同校の専任講師であるグレゴリー・ポール・グラスゴー氏は、アメリカ大使館の英語学スペシャリストとして、ALTを始め全国の英語教員に指導。さらに同校ではアメリカ大使館主催・文部科学省後援の英語教員セミナーのプログラムも提供している。
「ニューヨーク本校で構築されたプログラムというと先取りのようなイメージがあるかもしれませんが、あらゆる英語レベルの受講生に提供し、成功してきた英語教育です。入学試験にTOEFLやTEAP(※)を採用する大学も出ていますが、今求められている英語力を学ぶことができます」とグラスゴー氏は話す。
※上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した、4スキルで構成されたテスト。上智大学を始め、立教大学、中央大学、青山学院大学などTEAPを活用する大学が増えている。