
オランダ統治時代に奴隷あるいは移住者として移り住んだマレー系の子孫が住むマレー地区は、パステルカラーに塗られた家が続き美しい街並みを見せている。
世界遺産・ロベン島
ロープウェーで登るテーブルマウンテンの頂から遠く望む、テーブル湾に浮かぶ平らなロベン島は、アパルトヘイト時代に黒人の政治犯を主に収容していた刑務所があり、ネルソン・マンデラも18年間の獄中生活を送った。刑務所は1996年に閉鎖されて博物館となり、1999年、世界遺産に登録された。
1990年2月11日、デクラーク大統領の民主国家建設宣言により釈放されたマンデラは、ケープタウン市庁舎のバルコニーから、広場を埋めた25万人の聴衆を前に演説した。それは南アフリカが民主化へと踏み出した記念すべき日であった。ちなみに今年は、マンデラの生誕100年にあたる。
1990年2月11日、デクラーク大統領の民主国家建設宣言により釈放されたマンデラは、ケープタウン市庁舎のバルコニーから、広場を埋めた25万人の聴衆を前に演説した。それは南アフリカが民主化へと踏み出した記念すべき日であった。ちなみに今年は、マンデラの生誕100年にあたる。

1905年に建てられ、イタリア・ルネサンスと英国コロニアルの両様式を調和させた市庁舎。1990年、解放されたネルソン・マンデラがここで演説し、南アフリカは民主化へと踏み出した。