世界の贅沢、NILEの贅沢

ミシュラン三ツ星の最後の大物
ジャン- ジョルジュが六本木に

Text Nile’s NILE

（左）圧倒的な個性で革新的な料理の数々を生み出してきたジャン-ジョルジュ氏。
（上）「アボカドと本マグロのヌードルラディッシュと生姜添え」。料理には、ワサビや生姜など、日本らしい食材も取り入れられている。

JG ジャン-ジョルジュ 東京

8年連続でミシュランの三ツ星を獲得し、米紙ニューヨーク・タイムズから最高の四ツ星評価を受けるジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンのレストラン「JG ジャン-ジョルジュ 東京」がこの春、日本に上陸した。
　ジャン-ジョルジュ氏は、独自のコンセプトで名声を上げた料理人ポール・エーベルラン氏の弟子としてキャリアをスタートし、その後アジア各国の一流ホテルで腕を磨いた。アジアのエキゾチックでスパイス豊かな味に魅せられた彼は、料理の方向性を大きく転換。伝統的な肉のブイヨンやクリームを使用することやめ、野菜や水分、フルーツのエッセンス、ハーブのビネグレットソースなどを使って、強烈な風味と食感をつくりだすようになる。その個性あふれる革新的な料理の数々は、瞬く間に世界中の食通を虜にした。
　「JG ジャン-ジョルジュ 東京」で振る舞われるのは、ニューヨークの旗艦店で提供しているメニューを中心にした、ベスト・オブ・ベストなメニュー。飛騨牛、ウニ、クルマエビはもちろん、ワサビ、柚子、出汁など、日本の四季を色濃く反映する食材を使用し、活力あふれる料理を提供する。また店内は、作りたての料理を振る舞う割烹料理スタイルに感銘を受け、世界に展開する各店で唯一カウンター席を設けた造りだ。ニューヨーク・タイムズ紙が“心を奪われた"と絶賛する料理、食通のあなたにはどう響くのか。

●JG ジャン-ジョルジュ 東京
東京都港区六本木6-12-4、六本木ヒルズ　けやき坂通り
TEL03-5412-7115