


(上)重厚なエントランスからラウンジへ(左)食彩豊かな朝食(右)和テイストの客室
蔵王国定公園の中、2万坪の樹林の中にひっそりと佇む竹泉荘。半世紀以上前に開業し、天皇陛下も宿泊された名旅館であった。これを2011年に大改造を行い、モダンな高級日本旅館に生まれ変わった。山あり川あり、豊かなランドスケープにしっとりとなじんだ構造であるため、一見その贅沢でゆったりとした規模がわかりにくい。
磨き上げられた廊下の先には、銅の鐘が下がる囲炉裏を囲むラウンジがあり、一面の窓から四季の樹林が楽しめる。32の客室はそれぞれユニークな特徴をもたせ、すべて和風のタッチを基本にしながら、ベッド使用で過ごしやすい。個室風レストランで、地元の四季折々の食材を存分に堪能させてくれる日本料理。お風呂と食事に加え、スパやジムなども充実している。
早朝に聞きなれない鳥の声で目が覚め、そのまま部屋の外の縁側に設けられた露天風呂で朝湯に浸る。BGMは樹林の梵と、さらさらと横を流れる小川の音。だらしなく浴衣を羽織って向かった朝食のテーブルは、きれいな小皿や小鉢にもられた風味豊かな食事が朝日の中で宝石のようにきらめいていた。まさに、珠玉のような一日のはじまり。
磨き上げられた廊下の先には、銅の鐘が下がる囲炉裏を囲むラウンジがあり、一面の窓から四季の樹林が楽しめる。32の客室はそれぞれユニークな特徴をもたせ、すべて和風のタッチを基本にしながら、ベッド使用で過ごしやすい。個室風レストランで、地元の四季折々の食材を存分に堪能させてくれる日本料理。お風呂と食事に加え、スパやジムなども充実している。
早朝に聞きなれない鳥の声で目が覚め、そのまま部屋の外の縁側に設けられた露天風呂で朝湯に浸る。BGMは樹林の梵と、さらさらと横を流れる小川の音。だらしなく浴衣を羽織って向かった朝食のテーブルは、きれいな小皿や小鉢にもられた風味豊かな食事が朝日の中で宝石のようにきらめいていた。まさに、珠玉のような一日のはじまり。