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宮城蔵王の山麓にある、遠刈田温泉は蔵王参りの際の宿場として、また、湯治場として15世紀頭から知られている。厳しい修行の後に、人々はここで心身を休めたのだろう。また、長い冬がこの地にコケシという名産品を生み出した。遠刈田温泉にはコケシや木製玩具約5000点を収集したコケシ博物館も。また、近隣にある狐村が、ユニークな名所として外国人旅行者の人気を集めている。6種類約100匹の狐と一緒に敷地内を、自由に歩きまわることができる。狐と一緒に狐村のお稲荷さんを参いるのもいい。
遠刈田の村の周辺は、蔵王牛で知られる牧場や、避暑地としての別荘が点在している。町場には素朴な公衆浴場も。泉質は、ナトリウム、カルシウム、硫酸塩などが豊で神経痛や皮膚病、循環器系などに効能があるそうだ。温泉旅館も点在しており、中でも竹泉荘のお風呂は自家源泉かけ流し、樹林に囲まれたウッドデッキで泉温の異なるお風呂が堪能できる。蔵王からの精錬な山風と豊潤なお湯が、心身を浄化し、芯まで温め癒してくれる。
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