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プライベートプール付き客室のパークサイドヴィラ。ゆったりとした時間が流れる、別府上人ヶ浜を照らす宿。
優雅なる別府の別荘
ガハマテラス
Text Rie Nakajima
1927年に建てられた旧国武別荘を生かし、歴史と現代的な快適さを融合させた贅沢な宿。ひそやかなプライベート空間で、客室に設けられた源泉掛け流しの温泉ビューバスや地元食材を使ったビストロでの食事を満喫したい。
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」。日本一の源泉数と湧出量を誇る別府には、古くからその湯と街の風情を楽しむための別荘が建てられた。そんな別府の温泉と別荘文化を堪能できるのが、別府湾を望む宿「ガハマテラス」である。
 海沿いの道から、海風が静かに抜ける松林に囲まれた敷地に入る。街の喧騒(けんそう)から離れたそこは、まさに時空を超えた隠れ家だ。
 1927年、前身である別荘を建てたのは、久留米絣がすりで財を成した国武(こくぶ)氏。久留米財界の有力者として知られ、1933年には現別府市東荘園(ひがしそうえん)一帯の分譲地開発を手掛け、また九州大学の温泉治療施設のために3万坪の敷地を無償提供するなど、国際的温泉都市・別府の街づくりに貢献した人物である。戦後は九州電力が買収し保養所として使っていたが、それも取り壊される可能性が生じたため、この名建築を保存しようと「ガハマテラス」が計画された。歴史ある建築に現代建築を組み合わせ、別府の華やかな別荘文化を残しながら、最先端の快適な滞在が楽しめるラグジュアリーな温泉旅館として再生されたのである。
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