PAGE...1|2|3|4|5
「医師の受診が多いことは、究極の同業評価。わたしたちが目指してきたことでもあります。こちらで受診された先生からの勧めで患者様が来られることもあります。『総合コース』のリピート率は70%。1年に1度、定期的に受けている方も増えています」とは、理事長の安田聖栄(せいえい)氏。二十数年前、日本で初めてPET検診を行ったその人であり、同院でも都内でいち早く最新鋭のPET/CT 装置を導入した。PET検査は年間9千件を超え、国内でもトップクラスの規模を誇る。PET検査とは特殊な検査薬をごく微量注射して、がん細胞に目印をつける検査。がん細胞は代謝が活発で、正常な細胞の何倍ものブドウ糖を消費するため、体内のブドウ糖の代謝を画像化してがんを見つけることができる。PET/CT装置は、文字通りPET装置にCT装置が一体化されたもので、代謝を調べるPET検査と臓器の形と位置がわかるCT検査を同時に行うことができる。数多くのがんを比較的早期の段階で発見できる装置として期待が持たれている。
四谷メディカルキューブ 健診センター長・呼吸器内科部長 小林克行(こばやし・かつゆき)
1995年東京医科大学卒業。東京医科大学内科学第5講座入局。2007年から四谷メディカルキューブに勤務、2010年四谷メディカルキューブ健診センター長に就任。日本内科学会総合内科専門医、日本呼吸器学会専門医、日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医、日本人間ドック学会人間ドック認定医、肺がんCT検診認定機構認定医師、医学博士。
PAGE...1|2|3|4|5

記事カテゴリー