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叡智Ⅱ 和光限定モデル GZLT999

究極のシンプルさを体現し、12時と6時にローマ数字を配した和光限定仕様

「叡智Ⅱ」を手掛けるマイクロアーティスト工房がある信州に降り積もる雪をイメージした純白の磁器ダイヤルを採用。通常モデルでは、職人の手書きによるアワーマークは全てバータイプだが、和光限定モデルでは12時と6時をローマ数字仕様とした。手巻きスプリングドライブキャリバー7R14を搭載。ケース径39㎜、プラチナケース×紺クロコダイルストラップ(黒クロコダイルストラップ付属)、日常生活用防水、 6,600,000円。


 1974年の誕生以来、ラグジュアリーさの中に、和の美意識をたたえた工芸性の高いドレスウオッチで評価をえてきた「クレドール」。「叡智Ⅱ」は、その歩みを象徴する存在だ。セイコーエプソン塩尻事業所の精鋭技術者で構成されるマイクロアーティスト工房が、その製作に当たる。無駄をそぎ落とし、残ったものを極限まで研ぎ澄ますという思想の下、2008年に誕生した初代「叡智」を洗練・進化させた「叡智Ⅱ」では、手間暇のかかる磁器ダイヤルを採用し、ロゴとインデックスは職人が手書きする。手作りの風合いとプラチナケースが相まって、品格ある究極のシンプリシティーが具現化された。
 搭載するセイコー独自のスプリングドライブムーブメントは、ゼンマイの動力で駆動しながら、水晶振動子とIC制御により、クォーツと同等の高精度を実現。長時間駆動を可能にするトルクリターンシステムも組み込まれている。ムーブメントの部品は丁寧に面取りが施され、さらにリンドウ科の植物ジャンシャンの乾燥させた茎を用い、手作業で研磨仕上げされる。
 セイコー140周年を記念した瑠璃青ダイヤルモデルも、インデックスの12時と6時をローマ数字とした純白ダイヤル和光限定モデルも、世界に誇れる完成度と言っていい。
 この他、鍋島焼ダイヤル、匠による彫金、白蝶貝ダイヤルなど、高い美意識を熟練の技で具現化したモデルがそろう「クレドール ウオッチコレクション」が、和光本館1・2階「クレドールサロン」で5月に開催される。この機会に究極のモデルを堪能したい。
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