
桂文枝さんが会長を務める上方落語協会の本拠地である上方落語協会会館。文枝さんと親交のある建築家・安藤忠雄さんが設計した。
ここで、最近気になるスポットは? と尋ねると、すぐさま「特にパワーを感じるのが、天満です。ここには、夜になると屋台のような小さな店がずらっと並びます。どこも個性的で、お客もあふれ、すごいエネルギーです。大阪では食いもんがうまくないと評価されませんから、小さい店でも、居酒屋でも、とにかく料理がうまい。東京から来られた方は、ちょっとびっくりされますね。コストパフォーマンスもいいですし」と門上さん。
今後の大阪の食はどう変わるのか。
「これからはジャンルではなく、料理人の個人の料理に集約していくのではないでしょうか。『今日は和食を食べよう』ではなく『今日は誰それの料理を食べに行こう』というように、料理人の個性で選ぶ。これはその料理を通じて、料理人と客がコミュニケーションを交わすようになるということだと思います」
今後の大阪の食はどう変わるのか。
「これからはジャンルではなく、料理人の個人の料理に集約していくのではないでしょうか。『今日は和食を食べよう』ではなく『今日は誰それの料理を食べに行こう』というように、料理人の個性で選ぶ。これはその料理を通じて、料理人と客がコミュニケーションを交わすようになるということだと思います」