PAGE...1
(左から)渡邉文彦撮影『ア・ポワン岡田吉之のお菓子 シンプルをきわめる』(柴田書店)/ 日置武晴撮影、マバニマサコ著『いちから始める インドカレー』(柴田書店)/ 今清水隆宏撮影『「オーボンヴュータン」河田勝彦の フランス郷土菓子』(誠文堂新光社)/ 木村 拓撮影、チョン・テキョン著『家庭で作れる韓国の常備菜 』(河出書房新社)/ 合田昌弘撮影『長尾智子の毎日を変える料理』(柴田書店)/ 公文美和撮影、渡辺麻紀著『ごちそうマリネ』(河出書房新社)/ 山家 学撮影、ホセ・バラオナ・ビニェス著『ピンチョス360°』(柴田書店)
代官山 蔦屋書店で開催! 写真で楽しむレシピブック
この料理写真家がすごい!
多種多様な本を取り扱っていることで有名な代官山 蔦屋書店が取り扱う書籍のジャンルの中でも、国内随一の販売数を誇るのが「料理本」である。かねてから代官山 蔦屋書店では、「日本の料理本のレベルが世界的に見て非常に高い」ということを感じていた。レシピの精度やデザイン的な洗練ももちろんだが、本の要となる料理写真も群を抜いているという。
 にもかかわらず、欧米では多くの料理本の表紙には、撮影者(カメラマン)の名前がクレジットされているのに対し、日本ではカメラマンの名前で料理本を探すことすら簡単ではない。また、“料理写真家たち"の認知度もそれほど高くはない。
 今回の代官山 蔦屋書店のフェアでは、日本ではなかなかスポットの当たらない料理写真家がフィーチャーされており、料理本の新たな楽しみを知ることができるものとなっている。自分の好きな料理写真家を見つけて、料理本を買うのもまた一興だ。
 なお、本誌「ナイルスナイル」でも7年連続でミシュラン3つ星を獲得している元麻布「かんだ」の神田裕行氏の料理連載を撮影している合田昌弘氏も、同フェアで紹介されている。

写真で楽しむレシピブック この料理写真家がすごい!
開期:7月31日まで
紹介しているカメラマン
渡邉文彦(故人) 日置武晴 今清水隆宏 木村 拓 合田昌弘 公文美和 山家 学
場所:代官山蔦屋書店 3号館1階(旧山手通り側の入り口からすぐの棚)

●代官山 蔦屋書店 東京都渋谷区猿楽町17-5
TEL03-3770-2525 http://tsite.jp/daikanyama/store-service/tsutaya.html
PAGE...1
LINK
STYLE
調理の概念を変える 料理本 『モダニスト・キュイジーヌ』
>>2012.3.2 update
CULTURE
代官山 蔦屋書店の名コンシェルジュが選ぶ『銀座本』25選
>>2014.4.11 update
CULTURE
神田神保町 教養の復権 Vol.2
>>2015.3.4 update
GOURMET
食語の心 第71回
>>2019.3.18 update
GOURMET
「ダリ展」開催記念ランチコースを1組2名様にプレゼント
>>2016.7.13 update

記事カテゴリー