
魅惑的な文化を体感する新ホテル「アンダーズ シンガポール」
Text Rie Nakajima


(左)ひと際目を引く、ハチの巣のような格子模様で覆われている外観のアンダーズ シンガポール。(中)25階に位置する「アレー オン 25」。シンガポール特有の“ショップハウス”を彷彿とさせるオールデイダイニングだ。(右)アンダーズ シンガポール 総支配人のオリビエ・レノア氏。
2017年秋、シンガポールに新たなラグジュアリー ライフスタイル ブランド ホテル「アンダーズ シンガポール」がオープンする。ビジネスや歴史文化、最新トレンドが共存する、シンガポールで最も活気に満ちたエリアに登場する、シンガポールの多様性が表現された個性豊かなホテルとなる。
シンガポールは、中国、マレー、インドの文化が混ざり合った、ミックスカルチャーな国だ。公用語は英語を含めて4つあり、食文化はもちろん、宗教も違えば、宗教によって定められる休日も異なる。世界の中でも、多様性の最たる国の一つといっていい。そんな、シンガポールの奥深さを体感できるラグジュアリーホテルがオープンする。シンガポールのビジネス地区、マリーナベイ、シンガポールリバーのほか、オーチャード通りなど主要エリアへのアクセスがよく、今、最も注目が高まるエリアに誕生する高層複合施設「DUO(デュオ)」の25階から39階に完成予定の全342室のホテル「アンダーズ シンガポール」だ。ホテルロビーは2階、宴会場は3階、全客室は26階から37階の高層階に位置する。オープンを前に来日した総支配人、オリビエ・レノア氏はこう語る。
「当ホテルは、シンガポールの中でも新旧の文化が融合した、最もディープでローカルなエリアであるブギス地区に誕生します。歴史的には輸出入の窓口となり、中国やインドネシアから多くの方が入ってきた地です。私たちは、このブギス地区のエッセンスをすくい取り、『アンダーズ』というブランドを通して、その土地の個性を反映させた特徴あるホテルを生み出します」
「当ホテルは、シンガポールの中でも新旧の文化が融合した、最もディープでローカルなエリアであるブギス地区に誕生します。歴史的には輸出入の窓口となり、中国やインドネシアから多くの方が入ってきた地です。私たちは、このブギス地区のエッセンスをすくい取り、『アンダーズ』というブランドを通して、その土地の個性を反映させた特徴あるホテルを生み出します」
