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最高峰ブルネッロはトスカーナから生まれる
7.  Brunello di Montalcino 1993 Salvioni
太陽を感じさせつつ、あくまで上品。ジュリオ・サルビオーニが手掛ける「ラ・チェルバイオーラ」のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。濃厚すぎず、しかしエッセンスは見事に凝縮。
8.  Brunello di Montalcino 2004 Poggio di Sotto
一言で言うと、華やか。中には華やかすぎる、という人もいるが。その意味ではやや異色のサンジョベーゼ。カーセ・バッセも手掛けるジュリオ・ガンベッリがコンサルティングを務める魅惑のワイン。
9.  Brunello di Montalcino 1998 Valdicava
トスカーナのブルッネロにおいて、古い歴史をもったワイナリー。優美なバランスがすばらしく世界的に評価されている。エチケットのサインは、造り手のヴィンツェンツォ・アブルッツェーゼのもの。
10. Le Pergole Torte 1997 Montevertine
サンジョベーゼ種100%で造る、キャンティクラシコエリアの金字塔。モンテヴェルティーネ社は、エレガントなワインを丁寧に仕上げ、かつ古臭くなく、テロワールをうまく表現している。
11. Prefillossero 1991 Lisini
サンジョベーゼ好きが大いに話題にする1本。モンタルチーノの名門リジーニ社が、接ぎ木なしで、昔から育ってきたサンジョベーゼの木を使って造る希少価値も高いもの。エレガントな味。
12. Bolgheri Sassicaia 1999 Tenuta San Guido
スーパータスカンブームのきっかけをつくったサシカイア。2000年以降、さらにレベルアップしているのが特徴。ボルドーのようなパワフルさでなく、あたりの柔らかい飲み心地で、さらにしなやか。
内藤氏の「ヴィーノ・デッラ・パーチェ」では、ワインと料理を合わせるサービスを行う。人気が高いのは地方を区切って、そこのワインと料理をともに味わえるコース。例えば、バローロのワインを最高のかたちで味わうなら、バローロ地区で食べられている料理とともに。
 なるほどたしかに、イタリア人はそのような楽しみ方をする。そこで食べるのは、バターをたっぷり使ったパスタだったり、煮込んだ肉だったり。重厚感のある料理だ。それに濃厚なバローロを合わせるのは、誠に至福の瞬間だ。
「こんな楽しみ方をなさりたい方は、前もって電話で希望をおっしゃっていただきたい。お飲みになりたいワインがあれば準備をして、合う料理を用意しておきます」
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