
(上)シックなチャコールグレー文字盤を採用。縦サテン仕上げをベースに、繊細な同心円模様のスモールセコンドサークルとの絶妙のコントラストが味わい深い。「カラトラバ 6119G」手巻き、直径39㎜、WGケース×アリゲーターストラップ、3気圧防水、3,399,000円。(下)ピュアで洗練されたグレイン仕上げのシルバー文字盤を採用。18Kローズゴールド製のインデックスや針とのコンビネーションも優美。「カラトラバ6119R」手巻き、直径39㎜、RGケース×アリゲーターストラップ、3気圧防水、3,399,000円。
微細なピラミッド型のモチーフが連なるクルー・ド・パリ装飾をベゼルに施した、「カラトラバ」は、パテック フィリップを象徴する一つといっていい。
1932年に「カラトラバ96」が誕生した2年後の34年には、このベゼルを備えた「カラトラバ96D」が登場。そのDNAは、85年に登場し20年以上にわたって製作された伝説的な「3919」、そのリニューアル版というべき2006年発表の「5119」などへと、脈々と受け継がれていった。
実はクルー・ド・パリ装飾のモデルは一部の限定モデルを除いて19年以降、製作されていなかった。今回「カラトラバ6119」となってカムバックしたことを歓迎したい。わずかに大きくなった直径39㎜のRGケースにシルバー文字盤を配した「6119R」と、WGケースにチャコールグレー文字盤を備えた「6119G」の2バージョンが用意された。
ともにオビュ(弾丸)型の植字インデックスとドフィーヌ型時分針、またカーブしたラグを採用し、往年の「カラトラバ96D」、それに先立つ「96」を彷彿させる。
1932年に「カラトラバ96」が誕生した2年後の34年には、このベゼルを備えた「カラトラバ96D」が登場。そのDNAは、85年に登場し20年以上にわたって製作された伝説的な「3919」、そのリニューアル版というべき2006年発表の「5119」などへと、脈々と受け継がれていった。
実はクルー・ド・パリ装飾のモデルは一部の限定モデルを除いて19年以降、製作されていなかった。今回「カラトラバ6119」となってカムバックしたことを歓迎したい。わずかに大きくなった直径39㎜のRGケースにシルバー文字盤を配した「6119R」と、WGケースにチャコールグレー文字盤を備えた「6119G」の2バージョンが用意された。
ともにオビュ(弾丸)型の植字インデックスとドフィーヌ型時分針、またカーブしたラグを採用し、往年の「カラトラバ96D」、それに先立つ「96」を彷彿させる。