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(上)「星のや竹富島」の敷地内には、琉球石灰岩の石垣や白砂の道が続き、まさに島の集落のような雰囲気。琉球赤瓦の屋根をいただく建物にも、風合いが感じられるようになってきた。(左)海の向こうから昇る朝日を眺めながらの「よんなー深呼吸」。清らかな光が、体と心をリフレッシュさせてくれる。“よんなー”とは、竹富島の方言で、ゆっくりゆったり、という意味。(右)竹富島の伝統建築を踏襲して、客室は、縁側を全て南向きにしてある。海から流れてくる、心地よい南風を入れるための知恵だ。風が通り抜けるリビングで、ごろりと寝転びたい。
島の人々と話をしながら、伝統文化に触れる体験は、旅の時間をぐんと濃密で、実りのあるものにしてくれる。竹富島は、八重山地域の伝統織物であるミンサー織り発祥の地。「竹富ミンサー織り」は、神を祀(まつ)った世持御嶽(ユームチオン)のそばにある竹富民芸館で、伝統的な機織り機を使って、ミンサー織りにトライできる貴重な体験。木綿糸を用いた平織りなので、初めての人でも2時間ほどで、好みの色合いのマットが出来上がる。「民具 手業(てぃわざ)体験」は、月桃やクバなどの自然素材で、昔から作られてきたゴザやコースターなどを仕上げる体験。また、三線のレッスンやシーサー作りなども、沖縄らしさを実感できるアクティビティーだ。手を使って何かを成し遂げる“島あそび"体験では、昔の人々が築いてきた知恵の妙を実感する。そして、日頃使わない脳や感覚が刺激されて、心地よいリフレッシュ感が味わえるのがいい。
 休暇にアドベンチャーを求める活動派ならば、6月から始まるプログラム「西表島(いりおもてじま)ジャングルバトラー」に注目したい。竹富島からは、プライベートクルーザーで約30分。西表島は、石垣島や竹富島とは地形も植生もまったく異なり、島の約9割が亜熱帯の自然林で覆われているワイルドな島。「西表島ジャングルバトラー」は、西表島の自然を熟知したジャングルバトラーと一緒に、滝まで沢登りをし、秘密の絶景ポイントでピクニックランチ、さらに、船でしか上陸できない入江でスノーケルやカヌーなど、好みのアクティビティーで楽しむ1日ツアー。竹富島での滞在は二度目、三度目というリピーターにも、興味を持ってもらえそうだ。
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