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「琉球ヌーヴェル」から地元のエビを使った料理。皿は、沖縄のやちむん(焼き物)の第一人者、大嶺實清(おおみねじっせい)氏が率いる大嶺工房作。沖縄ならではの工芸美が、「琉球ヌーヴェル」のおいしさを引き立てる。
大人の島あそび時間
星のや竹富島
Text Michiyo Tsubota
沖縄の中でも、八重山ならではの文化や暮らしが残る竹富島。
島の自然や文化を存分に味わい、島のおいしさに驚き、満たされる。
「星のや竹富島」に流れるのは、離島で過ごす、熟した旅時間だ。
朝の光が、掃き清められたサンゴの白砂の道をやわらかく照らす。石垣の上に咲き誇るピンクのブーゲンビリアが、風にそよめく。三線(さんしん)の音色を聞きながら、歩くよりもゆっくりと進む、水牛車での集落めぐりをしていると、のんびりとした島時間が、心にすっと染み込んでゆく。
 観光客の少ない早朝、専用の水牛車で行われる「水牛車散歩」は、「星のや竹富島」のアクティビティーの中でも、最も人気のあるものの一つ。島に滞在するゲストだけが味わえる、特別なひと時だ。
 石垣島の離島ターミナルから、高速船で10分と少し。白砂の道沿いに、琉球赤瓦の家々が立ち並ぶ竹富島は、周囲9・2キロの小さな島。主な集落は重要伝統的建造物群保存地区に選定されていて、沖縄の原風景が今も残る、愛すべき島だ。
 今年の夏で、開業6年目を迎える「星のや竹富島」。建築も、ホスピタリティーも、食にも、地域の特徴を色濃く取り入れた、グローバルスタンダードなリゾートとして、着実にその魅力と実力を増している。
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