
「エコ・ドライブ ワン」(AR5054-51E)クオーツ、ケース径39㎜、SSケース×SSストラップ、473,000円。

時の原点を行く
Photo Takehiro Hiramatsu(digni)
Text Yasushi Matsuami
Text Yasushi Matsuami
CITIZEN ECO-DRIVE ONE
「そんな気は1㎜もない」などという言い方がちまたにあふれている。一体人々は1㎜というサイズをどれほどのものと捉えているのだろう?
そんなわずか1㎜の世界に、とてつもない技術を詰め込んだ「エコ・ドライブ ワン」ムーブメントを、シチズンが発表したのは2016年。光発電に必要なソーラーセルをドーナツ状にし、内側に駆動系を集約した。各パーツは極限まで薄型化が図られ、光発電クオーツムーブメントとして世界最薄の厚さ1㎜を実現。これを搭載した「エコ・ドライブ ワン」のファーストモデルは、ケース厚2.98㎜と3㎜を切った。
それから4年。「エコ・ドライブ ワン」は、さらに進化・熟成を重ね、2モデルが登場した。まずベゼルにセラミック複合素材のサーメットを配したスチールケース&ブレスレットタイプ。ケース厚は2.98㎜(設計値)。ブレスレットもコマの加工精度を高め、従来のものより0.3㎜薄い2.1㎜(設計値)を実現した。
そんなわずか1㎜の世界に、とてつもない技術を詰め込んだ「エコ・ドライブ ワン」ムーブメントを、シチズンが発表したのは2016年。光発電に必要なソーラーセルをドーナツ状にし、内側に駆動系を集約した。各パーツは極限まで薄型化が図られ、光発電クオーツムーブメントとして世界最薄の厚さ1㎜を実現。これを搭載した「エコ・ドライブ ワン」のファーストモデルは、ケース厚2.98㎜と3㎜を切った。
それから4年。「エコ・ドライブ ワン」は、さらに進化・熟成を重ね、2モデルが登場した。まずベゼルにセラミック複合素材のサーメットを配したスチールケース&ブレスレットタイプ。ケース厚は2.98㎜(設計値)。ブレスレットもコマの加工精度を高め、従来のものより0.3㎜薄い2.1㎜(設計値)を実現した。