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MOVIES『エンドレス・ポエトリー』
Text Nile’s NILE
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アダン・ホドロフスキー/パメラ・フローレス/ブロンティス・ホドロフスキー/レアンドロ・ターブ
2016年 フランス・チリ・日本 128分 11月18日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか全国順次公開 配給・宣伝:アップリンク Ⓒ2016 SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS Y LE PACTE
常に進化し続ける巨匠の最新作は「生きること」を全肯定する青春映画
フランス、チリ、日本の共同製作で作られた本作。前作『リアリティのダンス』から3年、今年88歳を迎えたホドロフスキー監督の新作を望む世界中のファン約1万人から、クラウド・ファンディングで集められた資金を製作費として作られた待望の新作だ。
 映画は前作のエンディングから始まる。舞台は故郷トコピージャからチリの首都サンティアゴへ。様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーが出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど前衛的な芸術家たちとの交流を、虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で描いている。前作同様、父親役を監督の長男ブロンティスが、青年ホドロフスキーを監督の末の息子アダンが演じ、撮影は『恋する惑星』などで知られるクリストファー・ドイルが初めて監督とタッグを組んだ。世界に潜む「マジック・リアリズム」を追い求める続ける監督が「真の自分を発見する、“生きること"への招待」と語る、あらゆる生を肯定する青春映画だ。

STORY チリの首都サンティアゴ。父親とのあつれきや自身の葛藤を抱えた青年アレハンドロは、自分の道を表現したいと日々もがく。若き芸術家たちと接するうち、自分がとらわれていた古い規則や制約の檻から解放されるアレハンドロ。エンリケ・リンら、のちの世界的詩人との出会いで彼の運命は未知の世界へと導かれていく。
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