

(上)王立展示館(下)メルボルン監獄の独房棟
メルボルン市内と市街を縦横に走るトラム。2km四方ほどの旧市街地を一周する周回運行(シティ・サークル)とその中心街は、運賃が無料。昔の観光名所の大半をこれで訪ねることができる。ハイライトといえるのが、ユネスコ世界遺産である、王立展示館。19世紀の博覧会会場で現存する唯一のもので、現在もイベント会場として活用されている。往年の優雅なアートを再現した内装が見事だ。
その1ブロック西にある、旧メルボルン監獄。19世紀後半から刑務所として使われてきた頑強な建物をナショナル・トラストが重要文化財に指定、博物館に。囚人体験コースや、夜間に行われる肝試しツアーなどもユニークな工夫が。一部、名門大学のキャンパスとなっているのも面白い。
旧市街地のハートには昔ながらのレーン(細い路地)がひしめく、カフェ通りだ。ゴールドラッシュの頃にはスラムであったが、グラフティなどのポップ・アートとともにカフェ文化の育まれる場に。イタリア系のカフェでのカプチーノは、濃厚なミルクの泡立ちがオーストラリアの豊かさをはらんでいた。
その1ブロック西にある、旧メルボルン監獄。19世紀後半から刑務所として使われてきた頑強な建物をナショナル・トラストが重要文化財に指定、博物館に。囚人体験コースや、夜間に行われる肝試しツアーなどもユニークな工夫が。一部、名門大学のキャンパスとなっているのも面白い。
旧市街地のハートには昔ながらのレーン(細い路地)がひしめく、カフェ通りだ。ゴールドラッシュの頃にはスラムであったが、グラフティなどのポップ・アートとともにカフェ文化の育まれる場に。イタリア系のカフェでのカプチーノは、濃厚なミルクの泡立ちがオーストラリアの豊かさをはらんでいた。


(上)旧市街を走るトラム(下)カフェの並ぶ路地