
(1)梨木神社の境内、手水舎にある染井の井戸は、醒ヶ井、県井に並ぶ京都三名水の一つ。今も清水が豊かに湧き出る。
(2)大徳寺に伝わるこの井戸は、数百年間も使われている。底までの深さが約22m、水面までは10mほど。
(3)八坂神社の御手洗井。普段は施錠された木の柵の中に鎮座し、祇園祭の宵々山から還幸祭の間だけ開放される井戸。 (4)キンシ正宗 堀野記念館の桃の井は、キンシ正宗が造り酒屋を始めた1781年以来、湧き出ている名水である。
(5)豊臣秀吉が茶の湯に愛用したと伝えられる豊園水。秀吉の別邸・龍臥城の庭園内にあったものが洛央小学校に復元。 (6)地下30数mから汲み上げられる地下水、錦の銘水。マンションが新築された時、井泉が玄関脇に置かれた。
(3)八坂神社の御手洗井。普段は施錠された木の柵の中に鎮座し、祇園祭の宵々山から還幸祭の間だけ開放される井戸。 (4)キンシ正宗 堀野記念館の桃の井は、キンシ正宗が造り酒屋を始めた1781年以来、湧き出ている名水である。
(5)豊臣秀吉が茶の湯に愛用したと伝えられる豊園水。秀吉の別邸・龍臥城の庭園内にあったものが洛央小学校に復元。 (6)地下30数mから汲み上げられる地下水、錦の銘水。マンションが新築された時、井泉が玄関脇に置かれた。

[番外編] 涸れてしまっても、なお有名な井戸
伝説が残る鉄輪井
下京区の細長い路地の奥にある鉄輪井(かなわのい)。ここには、夫に裏切られた妻が、夫とその後妻を呪い殺そうと鬼と化した故事謡曲「鉄輪」から生まれた伝説も残る。また、この井戸水を飲ますと、相手との悪縁が切れる“縁切り井戸"としても有名で、遠くから水を汲みに来る人もいたほど。しかし現在、井戸は涸れてしまい、町内氏神である「命婦稲荷社」とともにひっそりとある。