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男性ならではの肌質を徹底研究
肌のバリア機能を強化して健やかに導く独自の高機能複合成分・ダメージディフェンスコンプレックス配合(保湿成分)。ベタつきや乾燥を招かない適度な水分バランスを保ち、快適な肌へ。ステップ2の“整える”ケアには、ベタつきやすい肌用の「トーニングローション」、カサつく肌用の「モイスチャーライジングエマルジョン」などがある。ハイドレーティングローション 150? 3,240円
SHISEIDO MEN
男たちの未知なる挑戦
Photo Takehiro Hiramatsu(digni)
Text Noriko Masumoto(alto)
 日本の化粧品トップブランド・資生堂から、グローバル男性用スキンケアブランド「SHISEIDO MEN(シセイドウ メン)」が誕生したのは、今から10年以上前の2004年。いち早く1967年に日本初の総合男性化粧品ブランド「MG5」、1980年に「アウスレーゼ」などを発売した資生堂が次に提案したのは、“新しい時代のスキンケア"だった。
 そのブランドコンセプトは「男のためのパワーと知性」。男性化粧品が現在ほど多く存在していなかった時期に、女性とは異なる特徴を持つ“男性の肌"に特化し、高機能化粧品の先駆けとして生まれたのが、このシリーズだ。
 男性の肌の特徴は、女性に比べて皮脂が多くベタつきがちであること、そして水分蒸散量が多くて乾燥しやすいこと。さらに、内外の刺激から守る肌本来の“バリア機能" が、毎日のひげそり習慣により弱まりがちだということ。このような皮膚生理に加え、環境やお手入れ不足が積み重なり、男性の肌はダメージを受けやすい状態にあるのだ。
 そこで「シセイドウ メン」は、潤いを守り、不要な角質だけ取り除く「洗顔」と、潤いを与えてバリア機能を高める「整える」という基本の2ステップを中心に、さらに肌の悩みに応えるスペシャルケアをそろえ、男性の肌を健やかに導く。追加の発売はあっても、発売当初から一切の処方変更をしていない点においても、これが資生堂の技術の神髄を詰め込んだシリーズであると言えるだろう。
 そこには、“新しい時代の" 男性化粧品ならではの工夫が随所に表れている。前述のミニマムなスキンケアステップなどさまざまあるが、香りも大きな特徴だ。アロマコロジー技術に基づき、独自に開発したフローラルグリーンの上品で爽やかな香りは、幅広い年代に受け入れられる心地良さだ。加えて、この香りは精神的なストレス緩和効果と、バリア機能を高めるスキンケア効果も実証されているという。
 また、パッケージも特筆すべきだろう。男性の知性を表現するため、直線と曲線の組み合わせで表現した、「本」のカタチをモチーフにし、シルバーを基調とするパッケージは、発売当時グッドデザイン賞を受賞している。
 シリーズの中で売り上げナンバーワンのアイテムは「ハイドレーティングローション」。過剰な皮脂による肌ダメージを防ぎ、たっぷりと水分をチャージして潤った健やかな肌へと導く化粧水だ。さっぱりとしたテクスチャーながら、仕上がりの肌はしっとりと整う。
 発売当時、30代の男性をメーンターゲットにしたこのシリーズは、ジワジワとリピーターを増やし、50代、そしてそれ以上の世代からも人気だという。
 男性の見た目の印象に関わるシワや肌色の明るさは、スキンケアをしているか否かが大きく影響することが周知の事実となりつつある昨今、「シセイドウ メン」の支持はますます拡大するに違いない。

●シセイドウ メン
フリーダイヤル0120-30-4710 www.shiseido.co.jp/gb/shiseidomen
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