住民の大半が政治関係か弁護士で、主だったビジネスがあまりないWDCだが、北側のデュポンサークルはビルの多いビジネス街となっている。その一角に19世紀の煉瓦造りの食料品店を改造した、オーガニック・レストラン「ノーラ」がある。1999年に米国で最初にオーガニック認定を受けた店で、オーガニック認証食材の料理を提供している。
店主でシェフのノーラ・ポリヨンさんはオーストリアのから米国に移住、70年代からオーガニックを啓蒙、農家からの直接仕入れた食材を販売する事業を起こし、1979年にレストランを開業した。オバマ大統領一家もしばしば訪れ、政財界のグルメにも愛用されているという。凝った料理ではなく、素材を生かしたシンプルな家庭料理の延長だが、サラダの旬の野菜は実に風味豊か。
WDCはオーガニック食材をメインにしたデリカテッセン、スーパーマーケットなども多く、一大産業に急成長する米国オーガニック産業のロビー活動地ともなっている。
店主でシェフのノーラ・ポリヨンさんはオーストリアのから米国に移住、70年代からオーガニックを啓蒙、農家からの直接仕入れた食材を販売する事業を起こし、1979年にレストランを開業した。オバマ大統領一家もしばしば訪れ、政財界のグルメにも愛用されているという。凝った料理ではなく、素材を生かしたシンプルな家庭料理の延長だが、サラダの旬の野菜は実に風味豊か。
WDCはオーガニック食材をメインにしたデリカテッセン、スーパーマーケットなども多く、一大産業に急成長する米国オーガニック産業のロビー活動地ともなっている。


(上)レストラン「ノーラ」の外観。(下)「ノーラ」は政財界の食通らが足繁く通う。