


(左)トランプ・インターナショナル・ホテル。(右上)トランプ・インターナショナル・ホテルのロビー。
(右下)国会議事堂。
(右下)国会議事堂。
FBIの建物の向かいには、19世紀に建てられた旧郵便局がある。堂堂とした風格あふれるクラシックな建築で、これが大改装を経て10月に米国で8軒目のトランプ・ホテルとして開業した。ファサードは昔のままの壮麗な趣きを残しているが、エントランスにはトランプという金文字が大きく輝く。
なるべくオリジナルの部分を残すという条件でトランプ・ホテルズにリースされたもので、一歩中に入ると大きなロビー・ラウンジのアトリウムとなっている。床には磨き上げられた大理石が敷き詰められ、降り注ぐ自然光にまばゆいばかりだ。その周りを陰になって黒々とした古い造りの回廊が廻っている。
ラウンジでは賑やかに談笑する人々がいたのだが、なぜか現実離れした浮いた空間に感じられた。回廊を一巡してから外に出ると、夕暮れに薔薇色に染まった国会議事堂がすぐ通りの東に望めた。その意外な近さを、トランプ氏は認識していたのだろうか。
なるべくオリジナルの部分を残すという条件でトランプ・ホテルズにリースされたもので、一歩中に入ると大きなロビー・ラウンジのアトリウムとなっている。床には磨き上げられた大理石が敷き詰められ、降り注ぐ自然光にまばゆいばかりだ。その周りを陰になって黒々とした古い造りの回廊が廻っている。
ラウンジでは賑やかに談笑する人々がいたのだが、なぜか現実離れした浮いた空間に感じられた。回廊を一巡してから外に出ると、夕暮れに薔薇色に染まった国会議事堂がすぐ通りの東に望めた。その意外な近さを、トランプ氏は認識していたのだろうか。