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瓦屋根の家が連なる大崎下島の漁港。急勾配の坂があり、狭い道も多い、島々を旅するのに、北欧の大自然に鍛えられたアスリートでもあるボルボXC60なら、意のままの操縦性がかない、快適なドライブを楽しめた。

VOLVO XC60 T5 AWD Inscription
ボディー:全長4690×全幅1900×全高1660㎜ エンジン:2.0ℓ 水冷直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ最高出力:187kW(254PS)/5500rpm最大トルク:350N・m(35.7kgf・m)/1500~4800rpm駆動方式:AWDトランスミッション:8速AT価格:7,221,297円●ボルボ・カー・ジャパン お客様相談室 0120-55-8500 www.volvocars.jp
御手洗は、沖を走る北前船などの廻船(かいせん)を呼び寄せ、その積み荷を買い、近隣の島々へと転売する中継商業によって発展する。島々では水田耕作が少なく、米を中心に、小間物や酒、造船用木材などの物資が御手洗からもたらされた。物資とともに、御手洗から各島に渡ったのが遊女たちだ。御手洗には船乗りを相手にする茶屋が4軒建てられ、合わせて100人近くの遊女が在籍した。彼女らはそこで客人をもてなすだけでなく、祭礼などの折に船で島々に出稼ぎに赴いたという。また、御手洗には沖に停泊する船に小舟を寄せて、船乗りの身の回りの世話とともに伽(とぎ)をつとめる「オチョロ」と呼ばれる遊女もいた。今でも、街最大の茶屋「若胡子屋(わかえびすや) 」の跡地を見ることができるが、天井などに屋久杉が使われた贅沢な造りから、花街として全国的に知られた往時の繁栄がしのばれる。人形芝居が早くから催されるなど、文化的にも発展していたようだ。
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