
新たなウォッチの価値を創造する場所
Photo Satoru Seki Text Yasushi Matsuami
リシャール・ミルの認定中古モデルを取り扱う「NX ONE銀座」が、2020年の年明けから銀座8丁目に移転オープンした。
H.モーザーの国内唯一の直営店としての顔も持ちつつ、今後はプレミアムウォッチセレクトショップとしてさらなる展開を目指すという。
新たなウォッチの価値を創造する場となる新生「NX ONE銀座」を紹介する。
H.モーザーの国内唯一の直営店としての顔も持ちつつ、今後はプレミアムウォッチセレクトショップとしてさらなる展開を目指すという。
新たなウォッチの価値を創造する場となる新生「NX ONE銀座」を紹介する。
リシャール・ミルのレアモデルに出合える幸運
2018年のジュネーブでの新作エキシビションに合わせて、リシャール・ミルは、1970年代に出版されたピカソの画集『Los Toros』を再編集した。そこには「リシャール・ミルは時計のアートを目指す」というメッセージが込められていた。
他に類を見ないクリエーティブなコンセプトの下、独創性の高い複雑機構や革新的なマテリアルなどにより、“エクストリームな"世界観を具現化してきたウォッチブランド、リシャール・ミル。一つひとつのモデルに真摯(しんし)に向き合い、高度な技術を惜しみなく投入し完成されたタイムピースは、すでにアートに匹敵する評価を獲得している。現代アートや絵画にしろ、骨董にしろ、いわゆるアート作品の場合、オークションを始めとする二次流通が整備され、時代を経るにつれ、評価の上昇に見合った取り引きが行われている。腕時計も例外ではなく、オークションで数億円もの高値が付いた腕時計が、話題に上ることも少なくない。ただ、手持ちのハイエンドウォッチの鑑定、再販時のメンテナンス、手数料など、いささか煩雑に思える手続きを懸念する声があるのも事実だ。
2018年のジュネーブでの新作エキシビションに合わせて、リシャール・ミルは、1970年代に出版されたピカソの画集『Los Toros』を再編集した。そこには「リシャール・ミルは時計のアートを目指す」というメッセージが込められていた。
他に類を見ないクリエーティブなコンセプトの下、独創性の高い複雑機構や革新的なマテリアルなどにより、“エクストリームな"世界観を具現化してきたウォッチブランド、リシャール・ミル。一つひとつのモデルに真摯(しんし)に向き合い、高度な技術を惜しみなく投入し完成されたタイムピースは、すでにアートに匹敵する評価を獲得している。現代アートや絵画にしろ、骨董にしろ、いわゆるアート作品の場合、オークションを始めとする二次流通が整備され、時代を経るにつれ、評価の上昇に見合った取り引きが行われている。腕時計も例外ではなく、オークションで数億円もの高値が付いた腕時計が、話題に上ることも少なくない。ただ、手持ちのハイエンドウォッチの鑑定、再販時のメンテナンス、手数料など、いささか煩雑に思える手続きを懸念する声があるのも事実だ。
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