
はらだ・たけお
元外交官。原田武夫国際戦略情報研究所代表(CEO)。情報リテラシー教育を多方面に展開。講演・執筆活動、企業研修などで活躍。www.haradatakeo.com
元外交官。原田武夫国際戦略情報研究所代表(CEO)。情報リテラシー教育を多方面に展開。講演・執筆活動、企業研修などで活躍。www.haradatakeo.com
しかもこのことを知って、午後5時からやっている料理屋は意外に少ない。逆にいえば、午後5時から開店している店は、富裕なリーダーしか来ないからそれなりに儲もうかり、良い材料で旨い料理に良い酒を出し続けることができるのだ。
世界は今、ディスインフレーション政策の余波で、はまった極超低金利政策の時代を抜けられないままでいる。カネを借りるのがあまりにも簡単なので、大金を借りては金融市場で投機が行われ、それでバブルが起きてはすぐに崩れるということを繰り返している。その結果、乱高下するボラティリティにあふれるようになってしまっているのだ。当然、多くの人々はそれに翻弄されている。
そんな時代だからこそ「午前4時半に起き続ける勇気」をリーダーたちは持つべきなのである。なぜなら、そうすることによってのみ、世界にあふれるボラティリティに翻弄されることなく、真のリーダーたり得るからである。
ちなみに、そのことを我が国の先達は知っていた。今や花嫁修業か正座による苦痛の場となってしまった茶道。その茶道で用いる茶の湯は、「寅の刻」で汲むべしとされている。要するに、午前4時前後の2時間のうちに起きて、汲めというのである。その理由はここまで読んできた読者には、お分かりだろうと思う。
いかがだろうか、ローマ法王フランシスコも実践している真の「リーダー道」。後はやり遂げるか否か、自分に打ち克かつ「勇気」が問われるだけだ。
世界は今、ディスインフレーション政策の余波で、はまった極超低金利政策の時代を抜けられないままでいる。カネを借りるのがあまりにも簡単なので、大金を借りては金融市場で投機が行われ、それでバブルが起きてはすぐに崩れるということを繰り返している。その結果、乱高下するボラティリティにあふれるようになってしまっているのだ。当然、多くの人々はそれに翻弄されている。
そんな時代だからこそ「午前4時半に起き続ける勇気」をリーダーたちは持つべきなのである。なぜなら、そうすることによってのみ、世界にあふれるボラティリティに翻弄されることなく、真のリーダーたり得るからである。
ちなみに、そのことを我が国の先達は知っていた。今や花嫁修業か正座による苦痛の場となってしまった茶道。その茶道で用いる茶の湯は、「寅の刻」で汲むべしとされている。要するに、午前4時前後の2時間のうちに起きて、汲めというのである。その理由はここまで読んできた読者には、お分かりだろうと思う。
いかがだろうか、ローマ法王フランシスコも実践している真の「リーダー道」。後はやり遂げるか否か、自分に打ち克かつ「勇気」が問われるだけだ。