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チェンマイ・タイ
Text Koko Shinoda Photo TOURISM AUTHORITY OF THAILAND
(左から)チェンマイの街とピン川を望む。リバークルーズもある。色とりどりの亜熱帯植物が美しい。
山岳の古都を、暮らすように旅する
タイ北部、ラオス国境まで100kmほど、周辺を2500m級の山に守られた古都チェンマイ。13世紀末にランナー王国の新しい首都として築かれた。王都は栄枯衰退を繰り返すが18世紀後期にシャムの傘下となり、今では「北方の薔薇」と称されるタイ第二の町に。
 しかし、バンコクなどと比べるとこぢんまりとしていてのどかである。一部を堀と城壁に囲まれた5㎞ほどの旧市街地を中心に、新市街地が広がる。緑も多く、気候も穏やかでゆったりしたたたずまいと、高水準な社会インフラ、物価の安さ、治安の良さなどに近年はここに長期滞在する外国人が増えている。中でも日本のシニア人口は4000人に達しているとか。
 タイ政府も比較的好条件のロングステイ・ビザを発給している。タイの文化・伝統が根付いていた古都は、織物など民芸品の産地でもある。こうしたタイ雑貨に惹かる、女性トラベラーも多い。チェンマイのしっとりした風情や文化は、昨今の「暮らすように旅したい」人達を優しく誘う。
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