
男女両モデルとも、クレドール専用の自動巻メカニカルムーブメントを搭載。セイコーで最薄となる厚さ3.69㎜の「キャリバー6L75」で美しきドレススタイルをかなえた。「クレドール45周年記念 リネアルクス 自動巻メカニカル エナメルダイヤル限定モデル GCCD993」自動巻き、ケース径38.5㎜、SSケース×SSブレスレット(クロコダイルストラップ/ネイビー付属)、世界限定60本、1,100,000円。

“夜明け”を描く豊かな色彩
Photo Takehiro Hiramatsu(digni) Text Aki Nogami
優雅なドレスウォッチブランドとして愛されてきた「クレドール」。
生誕45周年を記念して、代表作である「リネアルクス」から
“夜明け”をテーマにしたアニバーサリーモデルが登場した。
生誕45周年を記念して、代表作である「リネアルクス」から
“夜明け”をテーマにしたアニバーサリーモデルが登場した。
セイコーが手掛けるドレスウォッチブランド、クレドールが、2019年に生誕45周年を迎えた。「クレドール」とはフランス語で“黄金の頂き"を意味する言葉。針やブレスレットなどの職人技による細部の作り込みまでもが美しいのはもちろん、日本の伝統工芸とのコラボレーションに取り組むなど、日本発のマニュファクチュールとして、“クラフツマンシップ"への深い敬意を提唱してきたブランドでもある。
昨今のクレドールを代表するコレクションが、2016年に登場した「リネアルクス」だ。最初に発売されたレディースモデルのテーマとなったのは、“水"。流れゆく水の、滑らかな曲線をイメージした時計は、どこまでも丸みのあるデザインを魅力とする。膨らみのあるボンベダイヤルから手に吸い付くようなブレスレットのコマの丸み、そしてアーカイブからインスパイアされたという特徴的なラグのデザインに至るまで、全てが曲線で構成されているのが特徴だ。かつ薄く湾曲させた文字盤に施したダイヤモンドセッティングや立体的なインデックスなどのディテールに、シンプルながらもセイコーの卓越した職人技がのぞく時計として愛されてきた。昨今では女性向けの“水"に対して、“氷"をモチーフとした男性向けモデルも登場。曲線を主とするレディースモデルとは異なり、メンズモデルは直線的なラインで力強さを描き出した。
昨今のクレドールを代表するコレクションが、2016年に登場した「リネアルクス」だ。最初に発売されたレディースモデルのテーマとなったのは、“水"。流れゆく水の、滑らかな曲線をイメージした時計は、どこまでも丸みのあるデザインを魅力とする。膨らみのあるボンベダイヤルから手に吸い付くようなブレスレットのコマの丸み、そしてアーカイブからインスパイアされたという特徴的なラグのデザインに至るまで、全てが曲線で構成されているのが特徴だ。かつ薄く湾曲させた文字盤に施したダイヤモンドセッティングや立体的なインデックスなどのディテールに、シンプルながらもセイコーの卓越した職人技がのぞく時計として愛されてきた。昨今では女性向けの“水"に対して、“氷"をモチーフとした男性向けモデルも登場。曲線を主とするレディースモデルとは異なり、メンズモデルは直線的なラインで力強さを描き出した。