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鹿島神宮宮司 鹿島則良(かしま・のりよし) 天皇から勅使が遣わされる「勅祭社」であり、常陸国一の宮である鹿島神宮宮司を代々担う鹿島家71代目当主。2004年より宮司を務める。
神様とつながる1枚
鹿島神宮カード
Photo Satoru Seki Text Junko Chiba
日出る国の日出る処に鎮座する武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)。神様の中で一番力が強く、国造りに多大な貢献をしたこの神様を祀る神社、鹿島神宮には皇紀元年以来、「すべてのことは鹿島から始まった」歴史を物語る「鹿島立ち」の精神が受け継がれている。
神社ではもちろんのこと、クレジットカード業界でも初めての試みである「鹿島神宮カード」はその象徴でもある。そのカードに秘められた「神様の心」を、宮司の鹿島則良氏に語っていただいた。
都内から車で約1時間半。下総の台地を抜けた先、北浦に架かる神宮橋を渡ると、湖面に立つ朱色の鹿島神宮の西の一之鳥居が目に飛び込んでくる。息をのむその威容に、思わず一礼。昔、参拝者は船でここをくぐって詣でたという。明治以降は陸上に移されたが、歌川広重の浮世絵にも描かれたこの水上鳥居は、2013(平成25)年に再建されたものだ。「往事の繁栄を後世につなぐ心」を大事にする同社の象徴である。
 まずは徳川2代将軍秀忠により奉納された本殿・拝殿を参拝。そのまま杉やシイ、モミの巨樹が生い茂る巨大な森の間に伸びる奥参道を進み、関ヶ原戦勝のお礼に家康が奉納した奥宮へ。早朝からの暑さもどこへやら。広大な森は熱気を冷却し、参詣者の心に霊気とともにひんやり心地いい緑風を届けてくれる。この瞬間、誰もが感じるに違いない、「ここには確かに神様がいらっしゃる」と。
 心洗われて、宮司を訪ねて参集殿に向かった。ここは3年前、御船祭の記念事業として竣工したばかり。建物内に祈祷殿が設けられている。にこやかな笑みをたたえて迎えてくださった鹿島則良宮司は、自らの務めを「神様のお気持ちを忖度(そんたく)して皆様にお伝えすること」と任じている。
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