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「地下足袋が一番」と二人おそろいのスタイルで山に入る細見さん夫妻。松茸だけでなく、珍しいきのこがいろいろ採れ、特にクロカワやショウゲンジが好きで、自宅でよく食べるそうだ。庭先には大きな百目柿が鈴なりに。
10年ぶりの特選もの
実は、10月いっぱい「こんな凶作の年は初めて」と細見さんが頭を抱えるほど、丹波では松茸が採れなかった。それが、11月に入って「10年に一度の特選ものが採れました!」と連絡が入った。そして、送ってくれた松茸を見てビックリ。とにかく大きい。松茸のかさは直径22㎝、長さ11㎝、重さ480ℊの巨大松茸。まだまだ丹波の山には、“松茸力"があることを思い知らされた。
 「気掛かりなのは、最後の最後に松茸が出る場所でまだ顔を見ていないこと。恐らくここには14日を過ぎてから松茸が出るから、これは鹿のものですね」
 と笑う細見さん。丹波の松茸山、来年も期待できそうだ。
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