
鼎談の舞台は京都府庁の旧本館2階南東角に位置する旧知事室。1905(明治38)年から1971(昭和46)年まで、67年間にわたって使われた。東側の窓からは比叡山を望む。
左から、元麻布かんだ・神田裕行、京都府副知・山下晃正、京都
左から、元麻布かんだ・神田裕行、京都府副知・山下晃正、京都

京都は旨い!
Photo Masahiro Goda Text Junko Chiba
“千年都市・京都”には古来、「旨い!」が蓄積されてきた。
御所という存在、全国から集まる食材に加えて、
京都固有の「旨い」を作る水がある、土がある、知恵がある、
そして料理人がいる。
京都府副知事・山下晃正、京都
御所という存在、全国から集まる食材に加えて、
京都固有の「旨い」を作る水がある、土がある、知恵がある、
そして料理人がいる。
京都府副知事・山下晃正、京都
「まずは宇治茶を」と山下副知事。天皇杯を授与された下岡久五郎氏と、伝統的な生産方法を貫く吉田利一氏の手による「お出汁のようなうまみ」のある玉露で一息ついたところで、鼎談がスタートした。