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オマーンの模擬火星ミッションで使用されたサングラス。インターステラーアスレジャーコレクションにその技術の粋が集結されている。同コレクションの「Alley-Oop」。
German Technology × Berlin Design
Text Rie Nakajima
ネジを一切使わず、0.5㎜のシートメタルから手作業で生み出される美しくしなやかなメガネ登場!
2018年2月、オーストリア宇宙フォーラムが、オマーンの砂漠で実施した模擬火星ミッション。火星に近い極限の環境下で、さまざまな実験を行うため、宇宙飛行士たちに提供されたのが、ドイツのアイウェアブランド、アイシー!ベルリンのサングラスだ。バッテリーや通信機器が組み込まれた45㎏超の宇宙服を着用した彼らの目を保護するため、軽量であること、そして地球環境上で吹きつけられるすべてのものに耐えうる頑丈さが求められる。平均重量わずか20gと羽根のように軽く、弾力のあるネジなしのメガネで20年以上前にメガネの可能性を再設定したパイオニア、アイシー!ベルリンならではの唯一無二のアイウェアが、地球人の未来を予測する、この特別なミッションを可能にした。
 アイシー!ベルリンは、1996年にドイツのベルリンで設立。医療工業用の0・5㎜のシートメタルを使用したメガネを世界で初めて開発し、1998年にはフランスの展示会で、業界のアカデミー賞と称されるシルモドール金賞を受賞。その後も数々の世界的な賞を受賞し、先端技術を駆使した機能性とベルリン発のデザイン性を兼ね備えたユニークで高品質なアイウェアブランドだ。
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